一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

将棋ペン倶楽部 2015年春 第63号

2015-04-05 00:24:06 | 将棋ペンクラブ
TBSの「オールスター大感謝祭」。「ザ・ベストテン」に出ていた16歳の小泉今日子が、凄まじいまでにかわいかった。
当時は小泉今日子派と中森明菜派に分かれていて、私はもちろん小泉今日子派だった。私とは生年月日がわずか6週間違いということもあり、かなり応援していた。
小泉今日子のかわいらしさに、現代では室谷由紀女流初段が太刀打ちできるかというところ。まったくあのころは、いい時代だった。

3月中旬、「将棋ペン倶楽部 2015年春 第63号」が発行された。きょうはその紹介をする。

●将棋ペンクラブ交流会のお知らせ(P.2)
会員でない方も参加できる。関西交流会は5月4日(月・祝)・午前10時半より、大阪市北区民センター第1会議室(区役所隣)にて。森信雄七段、女流棋士が参加予定。参加費2,000円。
関東交流会は5月23日(土)・午前10時より、東京・将棋会館4階大広間にて。参加費3,000円。

●新春対談 中原誠十六世名人・木村晋介将棋ペンクラブ会長(P.3~P.14)
大山康晴十五世名人など定番の話からコンピューター将棋の話まで、話題満載。中原十六世名人には、回顧本を出版してほしい。

●立ちあげの功労者河口さん、ご苦労さまでした 湯川博士(P.15)
河口俊彦八段への追悼文。

●将棋川柳 きたろう(P.16)
新企画。会員から寄せられた川柳を載せる。優秀作には図書カード進呈。

●将棋文化検定を考える 藤井克彦(P.17~P.25)
筆者が第1回・第2回の文化検定を受けた際に感じたことを書く。その提言はうなずくところが多い。

●女流棋士と駒落ちの話 大沢一公(P.26~P.27)
女流棋士の駒落ちの指し方について、一言ぶってみた。分量をあまり考えず書いたのだが、本になってみると、ちょっとアッサリしすぎていた。加筆・訂正したい箇所がいっぱいあるのだが、ブログではないので、叶わない。そこで、この場で一部を加筆する。
P.26上段、15行目のあとに
「ちなみに私の子供時代は駒落ち全盛だったので、上手の指し方を自然に覚えたものだった。しかしいまの女流棋士には、その雰囲気が感じられないのだ」
を挿入する。

●棋神伝2(第6回)木村義雄・升田幸三編 茂山俊一(P.28~P.33)
昭和32年、升田王将・九段が、ついに名人位を獲得する。

●中田章道先生の詰将棋 三宅英治(P.34~P.36)
中田七段の詰将棋を礼賛する。

●[小説]光輝く「角行」の駒-ヒュービンゲン留学生への敬慕-(P.37~P.45)
関西のある大学で働いている冴子は、ヒューリンゲンからの留学生と、将棋を通じて交流を始める。冴子は留学生を慕うが、2年の月日が経ち、留学生が帰国することになった…。

●[小説]直次郎の彫り駒 曽我部敦史(P.46~P.53)
祖父の駒師・直次郎と孫の将彦は、将棋の好敵手だった。しかし直次郎は病を得て、余命いくばくもなかった。ある日、ふたりは最後の将棋を指す…。

●秋田の道場と食べ処 榊原智(P.54)
「秋田将棋道場」の紹介と、珍しい寿司屋の話。

●将棋道場日誌1 手島武雄(P.55~P.56)
画家・山下清のエピソードを綴る。道場日誌は次回から。

●愛棋家坂口安吾(下)8 本多俊介(P.57~P.67)
昭和22年から24年に書かれた「散る日本」「観戦記」「勝負師」について考察する。

●会員の声―振替用紙通信欄より(P.68~P.69)

●第27回将棋ペンクラブ大賞推薦作募集!(P.70)

●将棋書籍リスト(P.71~P.74)
2014年4月以降に発行された将棋書籍を記す。

●将棋ペンクラブ大賞歴代受賞者一覧(P.75~P.83)

●オレたち将棋んゾンビ15 バトルロイヤル風間(P.84~P.85)
訳あってボツになった4コママンガを載せる。

●編集日誌 湯川博士(P.88)

会費は年間3,000円。「郵便振替00270-9-45693将棋ペンクラブ」に振り込めば、会報と通信がそれぞれ2回ずつ届く。
ただ、これで3,000円は高いと思う向きもあるかもしれない。そう、将棋ペンクラブは、会報に投稿してこそ面白味が倍加するのだ。文章に自信がなくても心配ない。編集部には作家や観戦記者など文章のプロがいるので、しっかり校正をしてくれる。
自分の主張が活字になる緊張感、これをゼヒ味わってほしい。
コメント
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