今朝は妙な夢を見た。私が自室で寝ているのだが、ほかにも女性が3人、布団にくるまって寝ていた。そのうちの一人は元AKBの前田敦子だった気もするが、高橋みなみだったかもしれない。ミスDJの千倉真理だった気もする。
その前田敦子?が、布団ごと私の上に乗ってきた。私はもちろん(夢の中で)目を覚まし、その後もゴチャゴチャあったのだが、内容は忘れてしまった。
◇
今日から竜王戦第3局。私の戦型予想は角換わりで、問題は丸山忠久九段が第1局と同じ形を選ぶかどうかだ。第1局は惜敗したが、後に指されたB級1組順位戦で、糸谷哲郎八段が同様の仕掛けを敢行し、快勝したという実績がある。丸山九段だって修正手順を用意しているはずで、その新手が楽しみだった。
私がネットで局面を見たのは、昼休み時。何と、相穴熊になっていたので驚いた。
初手から再生してみる。先番丸山九段は初手▲2六歩。まあこれはよい。対して渡辺明竜王は△3四歩。これもまあいいのだろうが、その後の進行を見た者にとっては、若干違和感があった。
ここで丸山九段は▲2五歩を決める。ここも微妙なところで、丸山九段が角換わりや横歩取りに固執するなら▲7六歩だ。▲2五歩は渡辺竜王の振り飛車を誘ったと見てよい。
△3三角に▲7六歩。ここで△3二銀がまた微妙なところで、渡辺竜王がホントに飛車を振りたければ、黙って△4四歩と突けばよかった。△3二銀は、「ホントに私が飛車を振っていいの?」と丸山九段に問うたのだ。
ここで▲3三角成なら例のコースだが、丸山九段は素知らぬ顔で▲4八銀。それならと渡辺竜王は△4四歩と突き、これで振り飛車が確定したのだった。
以下、渡辺竜王は四間に振り、穴熊に囲う。先手も穴熊に潜り、相穴熊となったわけだった。
本局の新聞解説は広瀬章人八段。言うまでもないが、広瀬八段は振り飛車穴熊の使い手である。羽生善治三冠は、立会人の得意な戦法を指すことがあるらしいが、渡辺竜王にそれはないと思う。序盤から神経を遣う角換わりの将棋はとりあえず休み、じっくりした将棋を指そう、の意があったと思う。
なおネットのコメントによると、渡辺竜王の四間飛車穴熊は公式戦初だという。これもビックリだがさらに驚いたのは、竜王戦七番勝負でこの戦型が出たのも初めてだという。
過去28期で1局もなかったのかと驚いたが、七番勝負出場者には居飛車党が多かったうえ、唯一の振り飛車党だった藤井猛九段も穴熊党ではないので、こんな事態になった。
ただ、先日の王座戦でも羽生王座が四間飛車穴熊を採用しており、ここで渡辺竜王が勝てば、まあ穴熊は別としても、ノーマル振り飛車が見直されるかもしれない。
その後局面を見たのは夜である。さすがの私も、昼は仕事に没頭することがあるのだ。
封じ手の局面を見ると、昼休時とほとんど局面が変わっていないのに怪訝に思った。
両者長考が続いたのかと思いきや、記譜を再生すると、軽い千日手模様があった。
相穴熊で駒がぶつからないまま千日手は勘弁してもらいたいが、そんなことをやったらさらに将棋ファンが離れるので、そうはならないはずだ。
2日目の明日は、東京・新橋で大内延介九段の解説会がある。
しかし残念、明日はちょっと、行けそうにない。
その前田敦子?が、布団ごと私の上に乗ってきた。私はもちろん(夢の中で)目を覚まし、その後もゴチャゴチャあったのだが、内容は忘れてしまった。
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今日から竜王戦第3局。私の戦型予想は角換わりで、問題は丸山忠久九段が第1局と同じ形を選ぶかどうかだ。第1局は惜敗したが、後に指されたB級1組順位戦で、糸谷哲郎八段が同様の仕掛けを敢行し、快勝したという実績がある。丸山九段だって修正手順を用意しているはずで、その新手が楽しみだった。
私がネットで局面を見たのは、昼休み時。何と、相穴熊になっていたので驚いた。
初手から再生してみる。先番丸山九段は初手▲2六歩。まあこれはよい。対して渡辺明竜王は△3四歩。これもまあいいのだろうが、その後の進行を見た者にとっては、若干違和感があった。
ここで丸山九段は▲2五歩を決める。ここも微妙なところで、丸山九段が角換わりや横歩取りに固執するなら▲7六歩だ。▲2五歩は渡辺竜王の振り飛車を誘ったと見てよい。
△3三角に▲7六歩。ここで△3二銀がまた微妙なところで、渡辺竜王がホントに飛車を振りたければ、黙って△4四歩と突けばよかった。△3二銀は、「ホントに私が飛車を振っていいの?」と丸山九段に問うたのだ。
ここで▲3三角成なら例のコースだが、丸山九段は素知らぬ顔で▲4八銀。それならと渡辺竜王は△4四歩と突き、これで振り飛車が確定したのだった。
以下、渡辺竜王は四間に振り、穴熊に囲う。先手も穴熊に潜り、相穴熊となったわけだった。
本局の新聞解説は広瀬章人八段。言うまでもないが、広瀬八段は振り飛車穴熊の使い手である。羽生善治三冠は、立会人の得意な戦法を指すことがあるらしいが、渡辺竜王にそれはないと思う。序盤から神経を遣う角換わりの将棋はとりあえず休み、じっくりした将棋を指そう、の意があったと思う。
なおネットのコメントによると、渡辺竜王の四間飛車穴熊は公式戦初だという。これもビックリだがさらに驚いたのは、竜王戦七番勝負でこの戦型が出たのも初めてだという。
過去28期で1局もなかったのかと驚いたが、七番勝負出場者には居飛車党が多かったうえ、唯一の振り飛車党だった藤井猛九段も穴熊党ではないので、こんな事態になった。
ただ、先日の王座戦でも羽生王座が四間飛車穴熊を採用しており、ここで渡辺竜王が勝てば、まあ穴熊は別としても、ノーマル振り飛車が見直されるかもしれない。
その後局面を見たのは夜である。さすがの私も、昼は仕事に没頭することがあるのだ。
封じ手の局面を見ると、昼休時とほとんど局面が変わっていないのに怪訝に思った。
両者長考が続いたのかと思いきや、記譜を再生すると、軽い千日手模様があった。
相穴熊で駒がぶつからないまま千日手は勘弁してもらいたいが、そんなことをやったらさらに将棋ファンが離れるので、そうはならないはずだ。
2日目の明日は、東京・新橋で大内延介九段の解説会がある。
しかし残念、明日はちょっと、行けそうにない。