一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

今朝見た夢(2017.09.27)、その他

2017-09-27 10:40:40 | 
今朝は将棋を指している夢を見た。
私は後手番らしいのだが、局面は先手側から見ている。後手は初形から飛角金銀桂香がない、いわゆる十枚落ちみたいな形。それでも終盤戦だった。
先手は金銀4枚を持って後手を寄せているのだが、後手は2手指しができる、というルールにでもなっていたのか、金銀を打ち込んでも、後手は△同玉と取った後、元の位置に戻ってしまう。
ところが先手も、金銀がいつまで経っても減らないばかりか、なぜか5枚目のカナケが出現したりして、食いついてくる。
同じ将棋なのに、その後もルールのマイナーチェンジがあったりして、訳の分からない戦いになった。
そんな感じで、頭の中では将棋の手を読んでいるのだが、そこで何となく目が覚めた。

今回の夢、結着しそうで結着しない展開は、私の現状をなかなかに示唆している。私は現在就職活動を行っているが、どこかで就職を決めてしまいたいと思いつつも、そうすると今のようなのんびりした毎日を過ごせなくなるので、就職を無意識に忌避している気もするのだ。
そして就職してしまえば、1億%確実に、工場の仕事はできなくなる。いや今だって、仕事はすべて手放し、動力の電源はすべて取り外し、1000%仕事はできないのだが、どこかで未練があるのだ。死んだ子の歳を数えているわけだ。
ああまったく、1月に会社廃業の話があった時、私ひとりでも会社を経営していく方向を、もう少し掘り下げるべきだった。この歳でヒトに使われるより、現在ある仕事で少しでも食いつないでいく方法を、模索するべきだった。
しかし当時は私が自動車事故を起こした直後で、とても意見できる立場にはなかった。
裏を返せば、事故って消沈している寸隙をぬって、オヤジが廃業の話を切りだしたかもしれないのだが。
ただあの時、会社の存続について徹底的に議論していれば、たとえ同じ結果になるにしても、私はすべてを割り切って、就職活動に臨めていたと思う。
現在この文章を書いている場所も工場の事務所なのが、何とも物悲しい。

   ◇

今日9月27日は、羽生善治二冠の47歳のお誕生日。おめでとうございます。
いやもう中年だから、誕生日はめでたくもねえか。
羽生二冠と大山康晴十五世名人のどちらが史上最強の棋士か、は議論の分かれるところである。
ただ大山十五世名人は47歳の誕生日には四冠王で、その4か月後には内藤國雄棋聖を破って、五冠王に返り咲いている。これは世間的にあまり知られていないが、もっと評価されていいと思う。
よって羽生二冠が誰からも「史上最強の棋士」と呼ばれるようになるには、今後の活躍如何にかかっていると思う。
羽生二冠の棋士生活は、まだ折り返し点に過ぎないのだ。
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