一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

2017年ゴールデンウィーク旅行・7

2017-10-31 01:00:52 | 旅行記・G.W.編
(27日のつづき)
空はピーカンで、祭り日和である。どんたくストリートでは博多よさこい連、太宰府まほろば衆、新煽組と勇壮な踊りが続く。それはそれで見応えはあるのだが、駅前ステージで福岡県警察隊や陸上自衛隊第4音楽隊のコンサートを聴くべきだったかと、後悔の念も湧いてくる。結局私は、どちらを選んでも後悔するタチなのだ。
かっぽれ踊り博多一門、日向ひょっとこ踊り博多愛好会と続く。ひょっとこ踊りは駅前からの連投で、駅前→ストリートの出演チームは多いはずだ。
ビビムタ!チャンゴ教室は、韓国の民族衣装を付けて登場。
BATON TEAM INFINITYは、正統バトン。福岡ファイヤーバードバトンチームは、額に「通りもん」のお面を付けてかわいらしい。
INTEGRALは一風変わったよさこい踊り。
そしてお待ちかね、福岡県警察音楽隊とはぁとスペース、博多警察署の登場である。女性警察官がまとう、赤と白のきらびやかな制服が目にまぶしい。制服マニアには堪らないところである。
続いて福岡市消防音楽隊。こちらもお馴染みの制服で、毎年カメラに収める女性隊員さんが今年もいた。
エンディングはもちろん、精華女子高等学校吹奏楽部による演奏である。まつり冊子によると、昨年行われたマーチングコンテストで金賞を受賞し、18年連続の金賞受賞になったという。
高度な至芸を鑑賞すると、気持ちが豊かになる。今年も見事な演奏で、私は感動するばかり。しかし観客が多すぎて、ほとんど写真が撮れないのが不満だった。
でも総じて、いいパフォーマンスだった。ただ上にも書いた通り、音楽隊や自衛隊の演奏をステージで聴く手もあったわけで、これは来年の課題である。





早くも昼を過ぎたので、昼食にする。どんたくストリートの近くの通りに、ラーメン屋「暫」があったので、入る。
店内は広く、大繁盛だった。ランチタイムのおすすめは「ラーメン・うしめし(ミニ牛丼)セット」(700円)で、見るとほとんどの人が頼んでいる。私もそれ(とんこつ)を注文した。
ラーメン、うしめしも美味かったが、とんこつがややくどい感じ。味にもう一工夫欲しかった気もする。
店を出て暫く歩くと、290円の立ち食いそば屋があった。ここは以前入ったことがあるが、立ち食いといっても座れて、もりそばも美味かった記憶がある。しかしもう、胃に入らない。
大博通りに出る。博多区演舞台は、舞台のレイアウトが例年と変わっていた。ここの演舞はあまり見ないが、ここでは募金をするのが私のルーティーンになっている。
おば様方の演舞を2、3見た後、募金箱に100円を投入した。帰ろうとしたら呼び止められ、大きな袋をくれた。
ここでは募金をすると、おまけをくれるのだ。毎年もらうわけではないから期待はしていなかったが、今年は妙に量がある。中にはトイレットペーパー2ロール、西日本銀行のポケットティッシュ2ヶ、温泉の素2袋が入っていた。これじゃ募金額以上の見返りで、申し訳ない。とはいえこれらがリュックサックに入りきらないのも問題で、どこかで簡易バッグを用意する必要に迫られた。
大博通りを花自動車が通った。あとの大パレードでも見られるが、ちょっと得した気分である。
そのまま櫛田神社に赴く。櫛田神社もルーティーンのひとつである。拝殿の前には観光客が列を作っていて、とても参拝する気にならない。悪いけど御朱印だけいただいた(300円)。
境内の一隅で日本茶をいただく。乾いた喉に、この一杯が美味いのである。
神社内にも演舞台があり、フラダンスをやっていた。これもステージの定番である。
神社の裏手には「山笠」が展示されている。今年は博多祇園山笠が、ユネスコ無形文化財遺産に登録されたらしい。私も一度見たいと思っているが、それを言うなら京都の祇園祭や富山のおわら風の盆など、ほかにもいっぱい見たい祭りがある。これらはリタイヤ後の楽しみとしようか。
中洲川端商店街に入る。ここには100円ショップがあり、半年前はここで3冊108円のノートを買ったものだ。今回はオシャレな手提げ袋を購入した。それにさっきのトイレットペーパーを入れ、これで課題解決である。
通りでは通りもんの団体が商店の店先で踊っている。演舞をかけられたお店はうれしいだろう。
私は途中で左に抜け、天神中央公園に入る。その一隅では、「若者“かたらんネ!”広場」をやっていた。これも定番の光景である。私は2年前に博多どんたくの写真コンクールに応募したが、めでたく入賞した作品は、ここで撮ったものだった。
何組かバトンの演舞を見たあと、その隣にあるJTのブースで、ゴミ袋をもらう。ここにゴミを拾って詰めると、後で記念品と交換してくれるのだ。以前は「桃の天然水」だったが、現在はフェイスタオルである。
福岡市庁舎前広場に行く。ここはお祭り本舞台で、ブースもいっぱいある。私はマルちゃんのごぼ天うどんを食すのが恒例で、今年もいただく。100円というのが祭り価格でうれしい。
今年はセルフでお湯を注ぐ。何かの時の自己責任ということであろう。
1年ぶりのごぼ天うどんは美味かった。九州の人はこんな美味い即席うどんが食べられて、うらやましい。
正面のステージでは、6人の芸者さんが、福岡ソフトバンクホークスの球団歌に合わせて舞っていた。これもいつもの光景である。ちなみに私は、ホークスは好きだが、ソフトバンクは大嫌いだ。
さらに博多松ばやしの御一行が登場する。数年前初めて見たときは感動したが、現在はそれも薄れ、冷静に見るのみである。









その先の西日本イムズ演舞台にも足を伸ばしてみる。現在は見慣れない女性演歌歌手がこぶしを利かせている。博多どんたくは、マイナーな歌手やアイドルの、ステップアップの場でもあるのだ。
再び中央公園に戻り、ゴミ袋を返却する。中身はこの2日間でためた?私のゴミである。出先では意外にゴミを捨てる場所がないので、こんな時は一石二鳥だ。参加賞はやはりフェイスタオルだった。
もう一度、かたらんネ広場での演舞を見る。やはりビデオカメラで撮影している親御さんが多い。ちなみに私が撮影していると変質者に見えるのが、我ながら不思議だ。
時刻もいいころになって、私は明治通りに向かう。博多どんたくのメインイベント、どんたく広場の大パレードである。
(つづく)
コメント
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