一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

予想は難しい

2021-11-03 23:28:59 | プライベート
きょうは名古屋市でJT杯将棋日本シリーズが行われた。とにかく藤井聡太王位・叡王・棋聖が強すぎてどうしようもない。
どうも藤井三冠は、ほかの棋士とはレベルがワンランク違う気がする。ほかの棋士には見えない景色が見えている気がしてならない。

日本シリーズといえば、昨年のプロ野球日本シリーズは、ソフトバンクが巨人に4連勝し話題になった。その4試合ともソフトバンクの快勝だったから、マスコミはパ・リーグのレベルの高さと、ソフトバンクの選手層の厚さを讃えた。
そして今年の開幕前も、野球評論家はソフトバンクを優勝に推した。だがフタを開けてみると、ソフトバンクは昨年のように波に乗れない。
それどころか昨年最下位のオリックスが上位に食い込み、最後はロッテをうっちゃって優勝した。ソフトバンクは4位に沈んだ。
ちなみにセ・リーグは、2年連続最下位のヤクルトが優勝した。巨人は3位を死守したが、借金1でレギュラーシーズンを終えた。
オリックスとヤクルトの優勝、ソフトバンクのBクラスと巨人の負け越し。これらを予想した評論家はいまい。結局勝負事は水物で、専門家でさえ予想は難しいのだ。
予想といえば、昨今のコロナの感染者数の激減も、素人には分からないところである。日本を目の敵にしている韓国などは、日本が検査数を減らしてウソの数字を発表しているのでは、とやっかみの記事を書いていたが、まあそれはともかく、日本のコロナ評論家さえ、この急激な減少は予想できなかった。
かくも予想は難しいが、では将棋界はどうか。藤井聡太四段デビューしたとき、世の将棋ファンは、ある程度以上の活躍を予想した。
だがその中身はというと、きょう現在まで「デビュー29連勝」「棋聖、王位、叡王でタイトル5期」「一般棋戦優勝は朝日杯など5回」「竜王戦ランキング戦5期連続優勝」「順位戦45勝2敗」と凄まじいものである。こちらは逆の意味で、予想の上を行ってしまった。
やはり予想は難しい。
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