第2期女流順位戦D級は、2回戦をほぼ終了した。女流順位戦はA級も興味津々だが、私のようなアマノジャクは、D級でのぐちゃぐちゃした戦いのほうに魅力を感じるのである。
では戦績を見てみよう(氏名のあとの※はLPSA所属)。
■2勝0敗
中村桃子女流二段
山口恵梨子女流二段
加藤結李愛女流初段
水町みゆ女流初段
貞升南女流二段
■1勝0敗
山口絵美菜女流1級
■1勝1敗
島井咲緒里女流二段※
高浜愛子女流1級
上川香織女流二段※
相川春香女流初段
脇田菜々子女流初段
長沢千和子女流四段
斎田晴子女流五段
山口仁子梨女流2級
中倉宏美女流二段※
安食総子女流初段
内山あや女流2級
山口稀良莉女流1級
大島綾華女流1級
田中沙紀女流2級※
■0勝1敗
飯野愛女流初段
■0勝2敗
堀彩乃女流1級※
石高澄恵女流二段
渡辺弥生女流初段
長谷川優貴女流二段
北尾まどか女流二段
残る飯野女流初段VS山口絵女流1級戦は、17日に組まれている。当日は飯野女流初段35歳のお誕生日。是が非でも勝利で飾りたいところだ。
中村女流二段、山口恵女流二段など5名が2連勝。ふたりは4回戦で顔が合っているので、この勝者が昇級に大きく前進する。
田中女流2級は渡辺女流初段に勝ち、全棋戦を通じ初の勝利となった。これは田中女流2級、うれしい勝利だっただろう。残る6局も勝てない相手ではなく、全勝もあり得ないことではない。つまり、昇級を狙えるということである。
マニアなところでは、安食女流初段が内山女流2級に勝った。開幕前は降級点候補だったから(失礼)、これを安全圏の足掛かりにしたいところだ。
ところでD級には降級点が設定されているが、これを3回取ると降級、すなわちフリークラス(棋戦不参加)行きとの情報が出た。
ただこれは女流順位戦に限っての話で、現役引退を示唆するものではない。それはそうで、新規の棋戦に女流棋士の現役生命を牛耳られたら、ほかの主催者も納得がいかないだろうからだ。
なおフリークラスには復帰規定があるので、備忘録のためにも記しておこう。
・清麗戦:予選通過
・マイナビ女子オープン:本戦準々決勝
・女流王座戦:本戦準々決勝
・女流名人戦:女流名人リーグ入り
・女流王位戦:挑戦者決定リーグ入り
・女流王将戦:本戦準々決勝
・倉敷藤花戦:準々決勝
順位戦もそうだが、復帰規定をクリアするくらいなら、そもそも降級しない、という理屈がある。しかし女流棋戦に限っていえば、対戦相手に恵まれたなどの条件で、女流名人戦や女流王位戦のリーグ入りくらいありそうである。
なおこれに伴い、全棋戦が対象の降級点制度が継続していることも確認された。こちらは累計で3回になると、現役生命がアウトとなる。つまり満遍なく勝たねばならないわけで、女流棋界もなかなか厳しい。
では戦績を見てみよう(氏名のあとの※はLPSA所属)。
■2勝0敗
中村桃子女流二段
山口恵梨子女流二段
加藤結李愛女流初段
水町みゆ女流初段
貞升南女流二段
■1勝0敗
山口絵美菜女流1級
■1勝1敗
島井咲緒里女流二段※
高浜愛子女流1級
上川香織女流二段※
相川春香女流初段
脇田菜々子女流初段
長沢千和子女流四段
斎田晴子女流五段
山口仁子梨女流2級
中倉宏美女流二段※
安食総子女流初段
内山あや女流2級
山口稀良莉女流1級
大島綾華女流1級
田中沙紀女流2級※
■0勝1敗
飯野愛女流初段
■0勝2敗
堀彩乃女流1級※
石高澄恵女流二段
渡辺弥生女流初段
長谷川優貴女流二段
北尾まどか女流二段
残る飯野女流初段VS山口絵女流1級戦は、17日に組まれている。当日は飯野女流初段35歳のお誕生日。是が非でも勝利で飾りたいところだ。
中村女流二段、山口恵女流二段など5名が2連勝。ふたりは4回戦で顔が合っているので、この勝者が昇級に大きく前進する。
田中女流2級は渡辺女流初段に勝ち、全棋戦を通じ初の勝利となった。これは田中女流2級、うれしい勝利だっただろう。残る6局も勝てない相手ではなく、全勝もあり得ないことではない。つまり、昇級を狙えるということである。
マニアなところでは、安食女流初段が内山女流2級に勝った。開幕前は降級点候補だったから(失礼)、これを安全圏の足掛かりにしたいところだ。
ところでD級には降級点が設定されているが、これを3回取ると降級、すなわちフリークラス(棋戦不参加)行きとの情報が出た。
ただこれは女流順位戦に限っての話で、現役引退を示唆するものではない。それはそうで、新規の棋戦に女流棋士の現役生命を牛耳られたら、ほかの主催者も納得がいかないだろうからだ。
なおフリークラスには復帰規定があるので、備忘録のためにも記しておこう。
・清麗戦:予選通過
・マイナビ女子オープン:本戦準々決勝
・女流王座戦:本戦準々決勝
・女流名人戦:女流名人リーグ入り
・女流王位戦:挑戦者決定リーグ入り
・女流王将戦:本戦準々決勝
・倉敷藤花戦:準々決勝
順位戦もそうだが、復帰規定をクリアするくらいなら、そもそも降級しない、という理屈がある。しかし女流棋戦に限っていえば、対戦相手に恵まれたなどの条件で、女流名人戦や女流王位戦のリーグ入りくらいありそうである。
なおこれに伴い、全棋戦が対象の降級点制度が継続していることも確認された。こちらは累計で3回になると、現役生命がアウトとなる。つまり満遍なく勝たねばならないわけで、女流棋界もなかなか厳しい。