一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第1回の優勝者

2023-11-26 23:18:57 | 男性棋戦
24日に行われた第1回達人戦立川立飛杯は、羽生善治九段が優勝した。羽生九段は日本将棋連盟会長でもあり、表彰式では、自分で自分を表彰したそうである。
会長時代の大山康晴十五世名人が1986年に名人に挑戦したとき、もし奪取したら誰が免状を渡すのか、というジョークが出た。結局、渡辺東一名誉会長が務めるのでは、という話になった。
もっとも大山十五世名人は、会長時代に棋聖と王将を獲得している。このころの就位式は、誰が大山十五世名人に免状を贈ったのだろう。
それはともかく、第1回の優勝は気分がよかろう。今後誰が優勝しても、第1回の優勝者は人々の記憶に残る。
そこできょうは、第1回の優勝者を記してみる。今回は男性棋戦の公式戦に絞った。あんまり昔の棋戦は、省いたものもある。

第1期九段戦 大山康晴八段
第1期十段戦 大山康晴名人
第1期竜王戦 島朗六段
第1期名人戦 木村義雄八段
第1期王位戦 大山康晴名人
第1期叡王戦 山崎隆之八段
第1回王座戦 大山康晴名人
第1回棋王戦 内藤國雄九段
第1期棋王戦 大内延介八段
第1回王将戦 木村義雄名人
第1期王将戦 升田幸三八段
第1期棋聖戦 大山康晴名人
第1回全日本プロトーナメント 桐山清澄八段
第1回朝日杯将棋オープン戦 行方尚史八段
第1期銀河戦 郷田真隆王位
第1回NHK杯将棋トーナメント 木村義雄名人
第1回将棋日本シリーズ 米長邦雄棋王
第1回達人戦立川立飛杯 羽生善治九段
第1回新人王戦 山口英夫五段
第1回加古川青流戦 船江恒平四段

第1回日本将棋連盟杯 山田道美八段
第1回天王戦 加藤一二三九段
第1回早指し将棋選手権 中原誠名人
第1回早指し新鋭戦 田中寅彦六段
第1回名将戦 中原誠名人
第1回若獅子戦 小林健二四段
第1回名棋戦 田中正之七段
第1回オールスター勝ち抜き戦 大内延介八段
第1回ネット将棋・最強戦 郷田真隆九段

最多は大山十五世名人の5回。まあ、そうであろう。
羽生九段は今回の優勝が、初の「第1回優勝」だった。
コメント (4)
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