一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

6月18日のLPSA金曜サロン

2010-06-20 00:22:07 | LPSA金曜サロン
きょう6月20日は、寺下紀子先生のお誕生日。おめでとうございます。寺下先生はLPSA水曜サークルの講師で活躍されていますが、たまには金曜サロンへもおいでくださるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

18日のLPSA金曜サロンは、1部(午後2時~6時)が藤森奈津子女流四段、2部(午後4時30分~8時30分)が石橋幸緒天河の担当だった。
最近仕事がやや少なくなり、また陽の高いうちからサロンにお邪魔できるようになったのだが、今回は前日の木曜日に急ぎの仕事が入り、1部のサロンは断腸の思いで休みとした。藤森女流四段との指導対局を楽しみにしていただけに、残念である。
6時で仕事を終える。外は雨が降っているが、天候は関係ない。私は雨男、金曜日の雨は織り込み済みだからだ。
金曜サロンに着いたのは、6時25分。玄関前でW氏とY氏が一服していた。一緒に3階に上がりドアを開けると、指導対局をしている石橋天河が目に入る。4面指しで、この人数なら、まずまずであ…ウワッ!!
「藤森先生、まだいらしたんですか!!」
1部の担当を終えた藤森女流四段を目にし、私は狼狽してしまった。当然藤森女流四段が「ええっ!?」と返し、室内にドッと笑いが起こる
いや、藤森女流四段にお目にかかれたのは幸運だった。思わぬ眼福にあずかった。それは間違いないのだが、しかしきょうはどうか。
藤森女流四段はこのブログを監視してくださっているようで、それは嬉しくありがたいのだが、それだけに迂闊なことは書けない。折しも17日のブログは、藤森女流四段の逆鱗に触れたかもしれない文だった。
私はそそくさと石橋天河の指導対局に入る。藤森女流四段とはその最中も談笑したが、私はいつブログの件を持ち出されるか、気が気でない。しかし藤森女流四段は、ブログのことには一切触れない。その笑顔が怖い。
LPSA外部理事がおふたりお見えになり、私たち会員にも丁重な挨拶をいただき、恐縮する。
理事と藤森女流四段が辞し、私は石橋天河との指導対局に専念する。
と、今度は論客のU氏が見える。なんでも、テレビ東京系「開運!!なんでも鑑定団」に鑑定員として収録に参加したそうで、そのお宝にけっこうな値をつけたそうである。「なんでも鑑定団」は私も毎週拝見しているので、放映日が楽しみである。
石橋天河との一局が終わると、櫛田陽一手合い係が、
「大沢さんは藤森さんが苦手なの?」
と訊いた。
「えっ? いえいえ…苦手じゃないんですが…何と言いますか、藤森先生は私にとって、うるさいオフクロのような存在ですね」
「?? でも大沢さんと藤森さんは4歳ぐらいしか離れてないでしょ」
「はあ、それはそうなんですが、藤森先生にはふだんからいろいろアドバイスをいただいてまして…」
そのあと私は誰に言うともなく「藤森先生、この前のブログはいけません!! とか言うんですよう!」とぶちまけた。
この日は結局、石橋天河との指導対局のみだった。サロンで1局で終わったのは、かなり久しぶりだ。私が初めて金曜サロンに訪れて以来かもしれない。
将棋のあとは、有志で食事会。前回は中華居酒屋だったが、今回はファミレスに戻る。参加者は7名。新しいウェイトレスのコがいた。私たちがすわった向かいのテーブルには珍しいことに、10名前後のお歳を召した方々が占拠していた。
食事をして一服していると、石橋天河、石橋ママ、スタッフ氏もいらっしゃる。石橋天河は指導対局のあと、男性理事と打ち合わせをしていたようだ。遅くまで御苦労なことである。
以前も書いたが、現役バリバリの石橋天河が、代表理事と渉外を担当していることは違和感がある。LPSAをひとつの会社と考えると、対局に専念できる女流棋士はいないはずで、理事をはじめとしたすべてのLPSA女流棋士に、やるべきことは山積している。
自分がOLだと思うことだ。誰かが動いてくれるだろう、天からおカネが落ちてくるだろう、などと甘い考えを抱いていたら、LPSAはやがてつぶれる。LPSAはいま一度結束力を固めて、みんなで石橋代表理事をサポートしなければならない。
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LPSA駒込サロン会員の意外なファンと、20日の対決

2010-06-19 12:00:06 | 将棋雑記
LPSA駒込サロンの会員は無類の将棋好きなので、みなさん当然、どなたかの女流棋士のファンである。そして私が船戸陽子女流二段、中倉宏美女流二段、山口恵梨子女流初段らのファンであることが知られているように、どの会員がどの女流棋士のファンだかは、おおよそ知られている。
ところがQ氏は違っていた。この人はAさんのファンだと誰もが思っていた。しかしQ氏が実はBさんのファンだということを某氏から聞いて、みんな「えーっ!?」と奇声を上げたことがあった。
当人は、
「ボクがAさんのファンだというのは周りが勝手に思っているだけで、ボクは最初からBさんのファンでした」
というようなことを言ったらしい。
4日の金曜サロンでもその話題が出たあと、会員のW氏が、
「ボクは船戸先生と宏美先生のファンですよ」
と言うので、私は再び「えーっ!?」と驚いた。彼は別の女流棋士のファンだとばかり思っていたからだ。これでは私とモロにかぶってしまう。女流棋士に多くのファンがつくというのは喜ばしいことだが、ライバルが増えるのはちょっと面倒である。
「だって杉本有美のファンのところも同じじゃない」
と、W氏は付け加えた。グラビアアイドルの杉本有美はたしかに私もファンで、今年のカレンダーも購入した。先日「FRaU」と同時に「週刊プレイボーイ」を購入したのも、表紙が杉本有美だったからである。余談だが、一緒に表紙を飾っていた池田夏希も、私の好きなグラビアアイドルである。彼女は6月24日生まれだが、この誕生日にはハッとする美人が多く、中井広恵女流六段もそのひとりである。
それはともかく、W氏と私の好みの女性のタイプは、意外にも同じということが判明した。
そんなW氏は、4日の中倉女流二段との指導対局時、たまたまふたりっきりだったので、しばしの歓談があった。たとえば何かの懇親会で、ある女流棋士と話をする機会があったとする。しかしこういう時は必ず、「邪魔」が入る。今回はほかの会員がその会話に加わりたくとも、誰かと将棋を指していたので、それは叶わなかった。つまりW氏は純粋にふたりの時間を過ごせたわけで、彼は11日の中華居酒屋や、きのうの金曜サロン後の食事会でも、その幸運をしみじみと語っていた。チッ…よほどトキメキの時間だったのだろう。
では私が、中倉女流二段と面と向かって話すチャンスがあったとしたらどうか。しどろもどろになって、まともな会話ができないと思う。ここが私とW氏との違いである。
W氏は20日に東京・汐留で指される「1dayトーナメント」に観戦することになったという。当然、懇親会にも出席する。彼に後れを取らないよう、私も積極的に行動しなければならない。
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中倉彰子先生、ご長男誕生、おめでとうございます!!

2010-06-18 01:30:00 | 女流棋士
中倉彰子先生・宏美先生のブログを拝見したら、11日に彰子先生が、男の子を出産されたとのこと。おめでとうございます!!
しかしこの記事が載ったのは、きのう17日。こんな素晴らしい話を、なぜもっと早く報告してくれなかったんだ…と、不満のひとつも言いたくなりますが、この時間差が、おふたりの持ち味といえましょう。
赤ちゃんが健康ですくすくと成長されることを、お祈りいたします。
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「FRaU」を買う(やっぱりヒトの話を聞いていなかった)

2010-06-17 02:05:22 | プライベート
今週の月曜、火曜の東京の夜は雨だったので、食後の散歩はしなかった。きのう16日・水曜日も夕方に通り雨があったが、7時前には上がったので、久しぶりに散歩へ出た。
今回の散歩の目的は、いつも行くディスカウントショップではなく、「本屋」である。先週の金曜サロンで船戸陽子女流二段に教えていただいた、道端ジェシカのセミヌードが載っている「CLASSY」を買うためである。さらに、後藤真希のセミヌードも載っている「GLAMOROUS」も手に入れたい。散歩でも旅でも人生でも、何か目的があると、ハリが出るものだ。
とりあえずディスカウントショップへ向かうが、生憎、月に一度の定休日だった。そのまま向かいの本屋へ入る。あまりうろつきたくないが、女性誌のコーナーへ向かう。と、いきなり道端ジェシカの裸が私の目に入ってきたので、ギョッとした。
こ、これですか…!! イヤコレ、このカットを店頭に置いても大丈夫なんだろうか…。けっこう横乳がある。モデル体型でこの美形にこのボリュームなら、もう言うことなしであろう。
と同時に私はこの時、ひどい自己嫌悪に陥っていた。なんとこの雑誌は、「FRaU」(講談社)だったのである。私は13日のエントリ「6月11日のLPSA金曜サロン・ヒトの話を聞いてない」で、「船戸女流二段から、道端ジェシカの『セミ』が、『CLASSY』に載っている、と聞いた」という意味のことを書いた。
しかしこれは明らかに私の記憶違いで、あの時船戸女流二段は、「FRaU」と言ったのだ。
咄嗟に、13日のブログを訂正しなければと思った。まさかあのエントリを読んで「CLASSY」を購入した人はいないだろうが、明らかな間違いをそのままにしておくわけにはいかない。この日のタイトル通り、本当に私は、ヒトの話を聞いてないと痛感した。
しかしそうだとしても、なぜこんなうっかりを犯したのか。まず、道端ジェシカは「CLASSY」の表紙モデルなので、「道端ジェシカ=CLASSY」という図式が自分の頭の中にあった、とはいえる。さらに言えば、大ファンである船戸女流二段と会話をすることで、若干頭の中がスパークし、軽い記憶障害を起こしたと考えられる。
一方の船戸女流二段からすれば、「このヒト、私の話を全然聞いてないんだ…」と呆れるところで、私としても弁解の余地はない。
まあとにかく、「FRaU」は見つかった。あとは後藤真希が載っている「GLAMOROUS」である。これがどこを探しても、ない。女性誌だとは思うが、男性誌なのだろうか。それだと、その類の雑誌は、この本屋には置いていない。
私はもう一軒の本屋「TSUTAYA」へ向かう。ここにも「FRaU」はあったが、「GLAMOROUS」はない。7日発売、というのは以前調べたが、もう店頭から消えているのだろうか。ちょっと早すぎないか?
しかし、ないものは、ない。「FRaU」だけを持ってレジに行くと、店員から「このオッサン、道端ジェシカのヌードが載ってるから買ったんだな」と思われるのがシャクなので、ほかに「G.T.R.デラックス(エロ雑誌)」「将棋講座7月号」「週刊プレイボーイ」も一緒に買い、カムフラージュする。〆て2,039円。こんなにかかるのか。雑誌というのは贅沢品だな、と思う。
帰り道、駅構内にある本屋へ寄る。ここは女性誌の品揃えがすごい。船戸女流二段がご存じだったから、「GLAMOROUS」は女性誌であろう。しかしここにも「GLAMOROUS」はない。さすがに諦めて、帰宅した。
いや諦めきれず、帰宅後、「臨場」を観ながらネットで調べてみると、「楽天ブックス」は「品切れ」とある。ゴマキ効果は凄まじかったようだ。さらにバックナンバーを見てみると、4月7日発売の5月号は沢尻エリカ様が表紙で、これも品切れだった。この表紙は私も見たことがあって、よほど買おうと思ったのだが、当時は沢尻エリカ様がまだ人妻だったので、躊躇してしまった。
まさかその雑誌と今回の雑誌が同じだったとは、「GLAMOROUS」、ナイスな編集である。
一段落して、いよいよ道端ジェシカの鑑賞に入る。表紙をあらためて見ると、「毎月12日発売」とある。船戸女流二段から情報を聞いたのは11日だ。ということは、船戸女流二段は「FRaU」を定期購読しているのかもしれない。彼女はいったい何冊の女性誌を購読しているのだろう。まあそれはいい。いまは道端ジェシカの鑑賞が先だ。表紙のコピーは「おいしいカラダ」である。「おいしいサラダ」ではない。それだと料理本になってしまう。
「おいしいカラダ」、なかなかいいコピーである。「カラダ」に人名を当てはめてみると、妙にいやらしくなる。たとえば、「おいしいフナ…」。
中を繰ると、道端ジェシカの巻頭グラビアが8頁ほどあった。写真は6点。ベッドの上で健康的な肢体を披露している。……。まあ、こんなものであろう。ちょっと過度な期待をしすぎたか。ただし、水着や下着の類をつけていないのはよかった。このクラスのモデルには、もう水着は似合わないのだ。
つまりエリコの水着はいいが、ヨーコやヒロミは、下着かセミヌードに限るのである。ヨーコやヒロミが、ベッドの上でシーツをまとい、じっとこちらを見る。ちょっともう、爆発しそうである。
それはともかく、女性の目から見れば、道端ジェシカの磨き抜かれたプロポーションは、嘆息モノであろう。以前も書いたが、沖縄・宮古島のユースホステルの女性主人が、「美しくなりたければ、美しいものを見ること」と語ったことがあった。
これ、将棋が強くなるために、プロの将棋を並べるのと同じ理屈である。道端ジェシカのスタイルを目に焼き付けて、読者はより美しくなろうと、努力するのだ。実は私もその視点で女性のグラビアを見ることがあって、月見栞などは、明らかにその範疇に入る。彼女の一番の魅力は、その笑顔とプロポーションにあると思う。
と、ここまで書きたいことを書いたが、私は20日の「1dayトーナメント」に出かけていいものだろうか。懇親会に参加していいものだろうか。なんだか全女流棋士から総スカンを食いそうである。…と考えて、明日のLPSA金曜サロンは、藤森奈津子女流四段の担当であることを思い出した。こちらのほうが怖ろしい。
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金曜サロン・松尾香織女流初段⑪

2010-06-16 00:44:05 | LPSA金曜サロン
4月9日のLPSA金曜サロン、2部(午後4時30分~8時30分)は松尾香織女流初段の担当だった。
松尾女流初段の3月の担当のとき、私との指導対局で、ことし松尾女流初段が私に全勝したら、ウイスキー「マッカラン」を贈呈する、という話がついた。倉敷藤花戦でも好成績を残したら、同様に「マッカラン」を贈呈することになっており、この時点では、松尾女流初段にダブルチャンスがかかっていた。
これらは片懸賞なので、一見、私にメリットはないように思える。しかし以前、高名な将棋ライターが、プロ棋士や奨励会員に本気で将棋を教えてもらいたいなら、授業料をはずむことだ、と言っていた。倉敷藤花戦はともかく、「マッカラン」で松尾女流初段が私との将棋で少しでも本気を出してくれるのなら、会員冥利に尽きるというものである。
「指導対局で私が1、2局勝っても、マッカランを進呈しましょうか?」
と申し出るが、松尾女流初段は聞こえなかったのか、返事なしである。イザというときのために、回答を保留しているのかもしれない。
指導対局開始。松尾女流初段十八番のゴキゲン中飛車に、私は☗6八玉型から☗3七銀~☗4六銀と出る。松尾女流初段は☖4二銀のままなので、私は☗4五銀と立った。しかし☖3二金、と悠然と備えられてみると、☗3四銀には☖5六歩があり、☖5七歩成は許せないから☗同歩とすると、☖8八角成と目標の角を捌かれて、おもしろくない。局後にそれを言うと、
「全然考えてなかったー。勉強になりましたー」
と言われ、クサった。
そのあとは、何でこんな手を指してんの? と、いま並べたら考えられない手を連発して、私の敗勢になった。では投了1手前の局面を記す。

上手・松尾女流初段:1一香、1三歩、2三歩、3二金、4二銀、4三歩、5一飛、5六成銀、5七金、6一金、7二銀、7三歩、8一桂、8二王、8三歩、9一香、9三歩 持駒:桂、歩2
下手・一公:1七歩、1八飛、1九香、2五歩、2九桂、3五歩、6四馬、6五歩、6九金、7六歩、7七角、7八玉、7九銀、8七歩、8九桂、9七歩、9九香 持駒:歩3

ここで☖6六歩と垂らされて、投了。全く見えなかった。例によって「エーッ!?」と驚かれたが、受けても歩の垂らしのおかわりがくるので、受けきれない。これ以上松尾女流初段にいい思いはさせたくない。このあたりが投了の時期であろう。
「大沢さん、(ここで投了するなんて)筋がよすぎますよ」
と、妙なホメ方をされたが、勝ち目のない将棋をいつまで指していてもしょうがない。終わってみれば、62手の短手数だった。前局は38手だったから、どうしようもない。
6筋に歩を垂らすべく、わざと角を成らせる指し方、☖5七飛成としないで、じりっと☖5七金と寄り、遊び駒を作らない指し方など、松尾女流初段の大局観にうなった一局。
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