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侍に学ぶ腕の脱力方法

侍の立ち振る舞いを教える人が子供に腕相撲の秘訣を教えるテレビ番組があった。小さい子が大きい子と勝負して始めは全く歯が立たなかったのにある事をしてから再挑戦したら負けたものの相手がびっくりするくらい急に強くなった。それはまさしく腕の脱力による技だった。どうするかというと肩から腕をだらんと垂らしてぐるぐる下の方で腕を曲げずに手で円を描くのだ。そのうち腕が長くなったように感じたら脱力OKである。これで腕は没個性的になり肩の肩甲骨状の筋肉がつかえる様になってパワー倍増になる。ウン、これはピアノの脱力そのものだ!と思った。腕の脱力は肩、背中、脇など背面のストレッチにより可能となる。背面が伸びた分前面にゆとりがうまれこわ張りがゆるめられるように思う。脇の腕の付け根に意識をもっていきここを左右に広げ、少し前に出したりして肩、背中をストレッチする。そして力の抜けたまるごとの腕でひく。指先は腕の動きと無関係にパタパタと動かす。侍に学ぶ腕の脱力方法である。
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