紛争のまっただ中のシリアで、日本人が過激反体制派イスラム国に拘束される
と言う事件が起きました。
本人はシリアのアサド政権打倒を目指す反体制派武装勢力が必要とする機器
や物資を供給するため現地状況調査のためシリア入りしたと話して居るとか。
言葉の端々に民間軍事ビジネスの経験を積むため敢えて危険な現地入りした
とも取れる話し方でもあった様です。
そのため自らも常に武器を携行して居るとの事。
今後日本人も軍事ビジネスに手を出す人も多くなって来るかも知れませんね。
ぬるま湯の様な平和ボケの日本に飽きたらず、世界の紛争地で命を賭けた軍事
ビジネスを行う、是までは外国でしか存在しなかった話でしたが、グローバル化
した現在では、日本でも起こりうる事です。
今までも日本人の中から外人部隊に志願して紛争に参加したと言う話しも
ありますね。
安倍首相は盛んに平和に貢献する日本と言うイメージを世界に向けて発信
して居ますね。
今回の事件は是に相反する行為とも受け止められかねないですね。
今回の事件はどうも不可解な事が多すぎる。
拘束された日本人はシリア反体制派の有力武装組織「イスラム戦線」と行動
を共にして居たらしい。
日本人はイスラム戦線と親欧米の反体制武装組織「自由シリア軍」の混成
部隊が過激派イスラム国と衝突した際取り残され、誤って敵方のイスラム軍
に向かって行って捉えられた可能性が高いらしい。
兎に角イスラムの事は謎が多く不可解です。
シリアアサド政権側や親欧米反体制武装組織やシリア反体制派の有力武装
組織「イスラム戦線」や過激反体制派のイスラム国等が入り乱れての乱戦で
非常に判りずらい。
拘束した過激反体制派のイスラム国側は日本人スパイを拘束したと声明を
出したとも言われて居ます。
過激反体制派のイスラム国側の交換要求要員として拘束された公算が大きい
とか。
それが金銭的取り引きなのか捕虜交換のためなのかは不明らしい。
日本国も日本人の生命を守る義務があると同時に、戦争加担の恐れがある
者を保護する矛楯を突かれ恐れがありますね。
まかり間違えばテロ保護と言われかねません。
今後この様な事は益々増えて来る可能性が高まります。
国民の命優先か?それとも切り捨てるか?
さてどうするか?
下手に動くとイスラム全てを敵に回しかねませんね。