鉄（かね）の橋

今日もいい天気。野暮用で、東京ビッグサイトに行ったが、予定外で、２箇所渋滞。
一箇所は、上りの、アクアラインへの分岐。いつも閑散としているのに。
下りは、フジTVの前。ほとんど、テーマパーク化している。
ゴールデンウィーク期間中は、やはり電車に限る。



昨日は、横浜開港資料館にも寄った。横浜浮世絵展をやっている。
明治維新前後の、当時を彷彿とさせる浮世絵が、展示されている。
興味深いのは、その当時の横浜と、今の横浜との比較で、思わず目を凝らして見てしまう。
意外と、今の地図と異なるのは、火事と地震と空襲のためと思われる。
その中で、目立つのは、横浜スタジアム（元遊郭）、根岸森林公園（元競馬場）などだが、小さくて場所が特定できるものに、吉田橋（鉄の橋）がある。

元々横浜の関内地区は、川で囲んで隔離した長崎の出島のような一角であったが、そのメインの入口の一つが、吉田橋（現在のJR関内駅北口付近）だった。そこに、関門もあった。日本で初めての鉄（かね）の橋としても、有名で、この橋も、文明開化の象徴だった。今も記念碑がある。

川は、今は高速道路になってしまっているが、浮世絵によると、多くの小舟が行き来している。高速道路が高架でなかっただけでも、よかったというべきか。

そういえば、神奈川検定よこはまライセンスの結果が発表になった。私の結果は、自己採点の通りだったが、全体では、３級の合格率が、56.2％（平均点71点）、2級の合格率は、6%（平均点52.5点）だったそうた。趣味の検定の割には、ちょっと厳しい気もするが、私が、受験した時の実感と、大体合致する。
ちなみに、京都・観光文化検定3級の合格率が、42.5%、金沢検定初級の合格率が、5.6%というから、その中では、一番甘いということにはなる。