かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

室生寺 PartⅡ

2007年06月09日 | Nara ( Japan )

ということで、スケジュール外の室生寺 PartⅡ(無理やり最終回)。



金堂のちょっと上に、これまた国宝の本堂がある。鎌倉時代の建造で、中で、密教の儀式が行われてきたとのことだが、すぐ上にある五重塔に、どうしても目が行ってしまう。



やはり、室生寺のハイライトは、この五重塔。平成10年の台風で、大損害を受けたが、見事に修理され、新緑の中、美しい姿を浮かび上がらせていた。何でも、屋外では、最小の五重塔らしいが、自ら輝いているように見えた。修復の過程で、この塔が、平安時代に建立されたことが、確認されたそうだ。ただ、見入るしかない。見ているだけで、心が安らかになる。



時間もない中、殆どの方が、ここまでしか見ないが、若さを発揮して、奥の院にチャレンジ。ご覧の通りの山道を登っていくのだが、しだの原生林を通ったりして、山道を歩く楽しみは味わえる。ただ、流石に、奥の院にたどり着いた時は、膝が笑った。シンガポール駐在時代、非難訓練で、高層ビルの○十階の階段を駆け下りた時以来だ?奥の院に行かれる方は、覚悟をするべし。



奥の院には、常燈堂という大きなお堂はあるものの、高野山奥の院のようなすごさは、ない(失礼)。御影堂(重文)で、お参り。
面白かったのは、石の七重塔。溶岩の岩の上に立っていて、その岩は、多くの仏が現れた形をしていることから、諸仏出現岩と呼ばれている。

時間があれば、一日ゆっくりと周りたいお寺だった。

コメント
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