昨日は、結局通勤難民のまま、TVで情報を見ながら、PC、メール、電話で、仕事する状況になった。TV情報をずっと見ていると、悪い情報が、次から次へと積み重なっていく感じで、どんどん気が重くなった。今日は、鉄道運行状況も回復し、早朝出勤、早帰りで、職場復帰できた。もちろん、仕事は、今回の地震への対応中心で、前向きな仕事ができる状況には、なっていないのだが。
原発のトラブルが、拡大している。常に想定よりも悪い方に悪い方に、事態が推移する。本当に、東電は、全社一体となって対応しているのか？最初からおかしかったが、その対応のまずさが、事態の悪化を招いていると思われても仕方がないだろう。心を入れ替えて、一丸となって、プロらしい対応をしてもらうよう、願うしかない。
今は、一刻も早く、被災地へのアクセスを回復し、食料、暖房、医療関係の手当てをすることが肝心だ。このままだと、避難所で、悲惨な二次災害が起こりかねない。まずは、空路、海路で全避難所に最低限の物を運び、陸路を早く通し、少なくとも、生きて行くことに不安を感じないレベルまで、一気に、状況を改善しなければならない。
昨日、TVを見ていて、中学のころ、大高森に合宿に行って、夜、野蒜海岸で、日本沈没の話をしていたことを思い出した。当時、映画が流行っていたのだ。まさか、それが現実のものになるとは。ただ、日本全体が実際に沈没した訳ではない。
しかし、政府の無責任な対応が続くと、経済的に、日本沈没はありうる状況だ。今日の株価がそれを現している。そういった意味でも、東電、政府の、原発事故への事後対応のまずさの責任は重い。
今が、踏ん張り時。
