
今日は、世田谷美術館で開かれている白州正子さんに因んだ展覧会に行ってきた。
白州さんに因んだという共通点はあるものの、多彩な展示で、とってもユニークな展示会になっている。
日本の文化、歴史、風俗、宗教を、白州さんが、偏見を持たずに、理屈を抜きにした直感的な感覚により、日本の美を追求した結果、このような多彩な展示になったのだろう。
白州さんが、行って、見て、本に著した絵、像、お面などと、その白州さんの書が並んで展示されていて、それらを見て、白州さんがどう感じたかがわかるようになっている。白州さんが、実際所有していたものも展示されている。
中には、見損なったと白州さんが書いている仏像などまで展示されていて、企画者の遊び心も感じられる。これだけ、自由な発想で、独自の感覚で、日本の美を追求した人も少ないのではないか。普段見る機会がない名もない仏像や、絵なども展示されていて、日本の美の奥深さを堪能できる。
図録も、一枚一枚が額に入れて飾れるような画集風になっていて、ユニーク。
日本の美を探求している人は、訪れてみてはいかが?

サボテンの成長が止まらない。添え木もないのに、すくすく伸びる。

花も節目節目に咲いているが、普通の花とは違うようで、そのメカニズムは不明。