かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ROCK DAYS

2011年03月30日 | Books


本書は、2007年に、邦訳が出た。マイケルランドンさんという、ローリングストーン誌の創刊編集者の著わした本。
1964年から1974年の、まさにロックがどっちに転ぶか、成長するかわからなかった時期に、様々なアーティストと接する機会を得た。今は、すっかり確固たる地位を得たROCKだが、当時は、Establishにとっては、異端な音楽だった。

たまたま、ビートルズが、最初に訪米したころ、駆け出しの記者としてデビューしたそうだ。最初の記事は、ビートルズをこき下ろす内容だったそうだが、その記事が、彼の生き方を決定づける。
うらやましいという人もいるだろうが、当時、ROCKがどうなるか、誰もわからなかった。

ビートルズを通してROCKと出会った縁で、それからROCK三昧の10年を過ごすことになった。
温白い逸話が披露される。
ミックは、ビートルズのラブミードゥを聴いて、自分もやれると思ったという。

1967年は、ビートルズ、ディラン、ストーンズが、コンサート活動を停止した時代。
当時、ROCKは、コンサートと不可分と思われたため、たいへんなことだった。確かにそうだったんだろう。

主観がもろに入っていることを前提に、ビートルズ、ストーンズ、WHO、ジャニス、ディラン、ジミーなど、ROCKの神様達の素顔が垣間見れる。

マニアックなROCKファンに、お勧め。
コメント
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