![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f7/c7fdc59b2ca5167f410f91032c3b0706.jpg)
本書は、2007年に、邦訳が出た。マイケルランドンさんという、ローリングストーン誌の創刊編集者の著わした本。
1964年から1974年の、まさにロックがどっちに転ぶか、成長するかわからなかった時期に、様々なアーティストと接する機会を得た。今は、すっかり確固たる地位を得たROCKだが、当時は、Establishにとっては、異端な音楽だった。
たまたま、ビートルズが、最初に訪米したころ、駆け出しの記者としてデビューしたそうだ。最初の記事は、ビートルズをこき下ろす内容だったそうだが、その記事が、彼の生き方を決定づける。
うらやましいという人もいるだろうが、当時、ROCKがどうなるか、誰もわからなかった。
ビートルズを通してROCKと出会った縁で、それからROCK三昧の10年を過ごすことになった。
温白い逸話が披露される。
ミックは、ビートルズのラブミードゥを聴いて、自分もやれると思ったという。
1967年は、ビートルズ、ディラン、ストーンズが、コンサート活動を停止した時代。
当時、ROCKは、コンサートと不可分と思われたため、たいへんなことだった。確かにそうだったんだろう。
主観がもろに入っていることを前提に、ビートルズ、ストーンズ、WHO、ジャニス、ディラン、ジミーなど、ROCKの神様達の素顔が垣間見れる。
マニアックなROCKファンに、お勧め。