今日は、何回目かの忘年会。カマのあまりの大きさに、絶句!
ギョッ!
このCDは、ネットがなければ、たぶん絶対巡り合わなかったCD。
ネットでの評判はよかった。
告井さんというギタリストの方がこれまで作成したビートルズソングのギター演奏を、PMの作品に集約して、まとめたもの。
PMの来日にあわせた企画かもしれないし、PMの標題曲にふさわしい年齢に、告井氏が近づいたことがきっかけになったかもしれない。
動機はともあれ、なかなかびっくりする出来だ。
2~3人のギタリストが演奏しているのなら、何の驚きもないが、1人のギタリストが、メロディ、伴奏(ギター、ベース)を、1本のギターで弾き尽くす。
そんなことできるかと思っていたが、聴いてみると、見事に目的達成している。
ギターのテクニックももちろんだが、やはりこの発想、編曲が、ポイントだろう。
最初のI saw her standing thereから、ぶっとばし、Blackbird、I willで、生ギターがオリジナルでも強調されている曲でも、この1人ビートルズが対応できることを証明し、タイトルのWhen
I'm Sixty-fourまで、まっしぐら。
PMが来日した時、休日に、コピーバンドを呼んで楽しんだというので、告井さんを呼んだらどういう反応だったか興味深い。
私は、たぶん受けたと思う。
値段はともかく、ビートルズファンだったら、こういうやり方もあったのかと、妙に納得してしまう逸品。