先日、仏の道絹の道の本の紹介をした。その本で、本書を知った。
AMAZONで見たら、古本で、500円。即ゲット。
送られて来たら、読んだ形跡もなく、単に経年劣化しているのみ。先日、本屋で買ったのと同じぐらいの保存状態だ。
同じ山崎さんが、1997年に出された本だが、なかなかで、インドの遺跡の見所は、かなりカバーしている。
考えて見れば、巡礼石の道という本だが、インドの遺跡は、ほとんど全てが、宗教的(巡礼)な意味を持ち、石でできているから、巡礼石の道=遺跡になる。
カルカッタ、ボンベイ、オリッサ、マドラス、レー・ラダックを起点に巡礼した写真記録だが、先日紹介した絹の道同様、相当ディープに回られている。
特に、私の行ったことのないレー・ラダックは、高山病にもめげず、歩き回られている。景色は、チベットとほとんど同じ感じだが。
その他の所は、かなり私の回ったところと被るので、本ブログのIndiaのタグか、未完成ながら、my homepageの、インドのコーナーをご覧いただきたい。
大きく変貌を遂げているインドで、たかが15年前の本だが、すでに貴重な写真群にもなっている。
山崎さんのエネルギー恐るべしと思い、ネットで調べてみたら、京都市立大学の名誉教授で、元は、芸術家の方のようだ。
ついでに言えば、本書を4800円で売っているネット古本業者もいた。これまた恐るべし。
インドの遺跡に興味のる人には、コンパクトな紹介本として、お勧めしたい。