唐子・鍵遺跡の後、ちょっと時間があったので、法隆寺へ。
もちろん法隆寺は、何回も行っているのだが、前取り上げた、興福寺の館長さんの講演で、法隆寺の橘夫人念持仏の素晴らしさを知ったので、もう一度見たいと思ったのが、再訪の理由。
いつ見てもすばらしい眺めだ。
西田原本から王子に出て、さらにJRで法隆寺駅に行く予定だったが、時間がなくなったので、王子からは、タクシーを利用。
帰りに、法隆寺から、法隆寺駅まで、バスで行ったが、結構距離があるので、タクシーで正解だった。
中門の仁王像が、日本最古の仁王像ということも最近知った。
ずいぶん修復されているようだが。
最古というわりには、完成された美しさだ。
中に入ると、五重塔がまず目に入る。閉門も近く、人も少ない。
通常1000円だが、東院に行く時間がないということで、800円だった。
本当にすばらしいお姿だ。中の塑像もじっくり見れる。
金堂も、飛鳥時代を代表する建造物。中もよく見えた。前はもっと暗かったような気がするのだが、照明を明るくしたかな?飛鳥時代の空間がそのままこの世に残された。
講堂が正面に。法隆寺の伽藍配置は、あまり他に見ない。
落ち着いたたたずまい。
人が少なくて落ち着いて見れる。閉門間近って、意外と穴場?
五重塔、金堂、中門を同時に見てみた。
講堂の後ろに、上御堂があることを初めて知った。行くのももちろん初めて。
11月1日から3日のみ公開されるらしい。
ラッキー。中の仏像もなかなか立派。
何故、ここにまたお堂が作られたのか。
夕陽に映えて、美しい。
迫力の伽藍群。
聖霊院。
聖徳太子が祀られている。
東室と、妻室。
その先にある大宝蔵院。
すばらしすぎる。お宝いっぱい。
もちろん百済観音像もすばらしいが、夢違観音、玉虫の厨子、飛天など、いくら見ても見たりない。
奈良は、もちろん国立博物館の規模はすごいが、興福寺、東大寺、法隆寺と、お寺に付属の宝物館も半端ない。
ところで、お目当ての橘夫人念持仏だが、植物の生命力から、仏が生まれてきた様子は、再確認できたが、他にも植物が生えていた跡があるという点は、確認できなかった。
見上げる感じで、展示されているので、下の様子まで、見えない。
15cmぐらい低く展示してもらうと、もっと正面から拝めると思うのだが。
それにしても、この完成度の高さは、どう考えたらいいのだろう。
特に、植物の活き活きした様子は、中国を通り越して、インドを感じさせる。
何度でも拝みたくなる仏さまだ。
紅葉と法隆寺。
閉門までいて、バスで、法隆寺駅へ。歩いていったらたいへん。ちょうどバスの時間があって、よかった。法隆寺駅から、法隆寺に行く人は、バス利用をお勧めしたい。
駅では、まだ、せんとくん活躍中。
ホテルに戻る途中。興福寺のライトアップもきれいだ。
時々、お世話になっているお好み焼き屋さん。
職人肌の親父が頑張っている。
楽天残念。