かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Pure McCartney

2013年12月25日 | The Beatles


本CDは、元々買う気がなかったのだが、ネットでのコメントがあまりにもいいので、ダメ元でゲット。
コメントにあるとおりで、すばらしい!

通常、この手のトリビュートアルバムは、好きな曲を選んで、ベストアルバム風に作るのだが、本CDは、このジャケット写真が示すように、PMのRAMをそのままコピー演奏している。
too マニアック!

DVDもついているので、どう演奏してたかがわかる。
7人編成。
ドラム、キーボード、ベースが固定。残りの4人がギター、キーボード、パーカッション、ボーカルを、担当している。曲によっては、拡声器、バイオリン、ウクレレ、トランペット、チューバも駆使。
女性が1人で入っているので、リンダのパートの部分も違和感なくカバー。
PMのボーカルも時々、女性がコピーしているが、そこでも違和感なし。
中心は、ティム・クリステンさんで、何故か、紀信さんの撮った、ダブルファンタジーのTシャツ
を着ている。

PMがたぶん一番幸せだった頃のアルバム。その情感までそのまま、コピーして、生で観客の前で披露。
デンマーク・コペンハーゲンでのライブだが、観客の乗りも最高。スウェーデンの方々が、そんなにRAMを聴き込んでいたのか!
RAMが一通り終わった後は、WINGSヒットメドレーの様相を呈するが、盛り上がるばかり。
ボーナストラックを見ると、英語で、ずっとしゃべっているので、普段から、英語で生活しているのだろう。
本コンサートの宣伝に、Band On The Runのジャケットを使用しようとしたら、あっさり断られたという。そういう意味では、勝手トリビュートバンドでもある。
しかし、ここまで、アルバムを聴き込んで、ライブで、再現するとは。

この手のアルバムとして、文句のつけようがない。強いて言えば、ドラマーの顔が、先だって辞任した某知事の顔と似ている。もうちょっと映しようがあった?

プレーヤー、観客の、PMへの思いが、ぎゅうぎゅうに詰まった逸品で、感涙もの。
でも、やっぱり、元のアルバムが、それだけ、影響力を持っていたということなんだよね。
コメント
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