かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

カイユボット展

2013年12月23日 | Culture・Arts

今日は、この季節にしては好天。
いつものコースでゴルフだったが、グロススコア68!
実は、生まれて初めてベストボールというルールのプレイだった。
パートナーに恵まれて、何と、ノーボギー。バーディが、4つ。
上がってみたら、ベストスコアのティームは、61!
でも、結局、ダブルペリエでのハンディで、グロスは、70.4で、7位に入賞。
商品で、打ち上げの費用は、出た。
めでたしめでたし。



昨日行った、二件目の展覧会は、ギュスターブ・カイユボット展。
ギュスターブ・カイユボットをご存じの方は、どれくらいいらっしゃるのだろうか?
私は、たまたまシカゴ美術館で、「パリの通り、雨」の作品で、ギュスターブ・カイユボットの名を知っていたが、印象派という印象?はなかった。
本展覧会は、都市の印象派、日本初の回顧展と銘打っている。
最初は、行く気はなかったのだが、eテレの特集番組を見て、面白そうだったので、昨日訪れた。

なかなか面白かった。
作品の素晴らしさもさる事ながら、弟のマルシャル・カイユボットの写真が、並列して展示されており、1世紀以上前のパリの様子が、リアルに蘇る。
ちょうど、パリの街が大改造された後で、今の街の造りと、そんなに大きくは、違わない。まだ、ナポレオンの時代からもそう遠くない。
このヨーロッパ橋の絵など、彼の絵の雰囲気をよく表している。

シカゴ美術館にある「パリの通り、雨」も、この系統の絵で、本展覧会にも、その習作として作られたと思われる絵が展示されていた。当時のパリの街の匂いと、すぱっと切ったような構図が印象的な絵だ。



画風も変わっていくが、歳を経るにつれ、印象派らしい表現が目立ってくる。ただ、本展覧会の作品を見る限り、カイユボットらしい題材の絵の方が、個人的には好きだ。
本展覧会を見られた方は、どう感じられただろうか?

今年いっぱいの開催だから、もう少しで終わり。
印象派に興味のある人は、足を運ぶべき展覧会だろう。

久しぶりにブリヂストン美術館に行ったが、常設展にも、すばらしい作品が多数ある。

コメント
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