かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Another Self Portrait

2014年05月14日 | Music


今日は、某T電鉄系の会社にお勤めの友人と、ヒカリエの某レストランで、会食。
久しぶりの渋谷だが、宮益坂方面は、たいへんなことになっていた。
かつての東横線の渋谷駅のかまぼこ屋根は既になく、JRの駅前も、高度成長期の工事現場のような状況になっている。
なんでも、JRと、旧東横の渋谷駅の上に新しい複合ビルを建てるらしい。
またまた凄いプロジェクトが始まった。
JR、銀座線、地下鉄等々。どうやって、基礎工事する?



ヒカリエからは、真下に銀座線を見下ろせる。わざわざ、見下ろせるように、せり出し部分を作ったのだという。シアターオーブの防音に苦労した話などもお聞きした。
ただビルに来る人には、そんな苦労話知らないよね。



レストランでは、白ワインの飲み比べにトライ。こういう頂き方をすると、ずいぶん違うものだ。いつもは、がぶ飲みしてしまうので、味わっている間もない。



本CDは、ずいぶん前にゲットしたのだが、”積ん聴く”状態だった。
伊豆で、じっくり聴いたが、まぁ、豪華。よく作ったなぁという感じ。

海賊版に対抗するBootleg シリーズの第10弾となるらしいが、今までの中で一番豪華では?
全部付き合うほどの義理もないのだが、この1969年から1971年は、バングラデッシュのコンサートをはさんで、GHと行動を共にしていた時期で、その様子も知りたくて、ゲット。

CD4枚組で、最初2枚が、アルバム作成時の没テイク集。3枚目が、ワイト島コンサートの完全版。そして、4枚目が、オリジナルアルバムのリマスター版。
至れり尽くせりの内容になっている。
GHの参加しているセッションの音は、少ないし、写真も、ワイト島コンサート会場でのGHぐらい。
でも、発見満載の楽しめるCDになっていた。

音は、とてもいい。元の音源もしっかりしていたのだろうが、リマスター技術の向上によるところも大きいだろう。
デモでも、しっかり歌いきるDylan、ワイト島でのライブのエキサイティングな演奏を聴かせるDylan。すでに神格化されても、新たな世界を切り開こうとするDylanの生の姿に触れた思いだ。

If not for you は、バイオリン演奏とのコラボバージョン。どの歌も、声が若い!しゃがれ声封印?

写真集がついているが、当時のフォトセッション、アルバム作成時のスタジオ内の様子が蘇る。
当時の各国での、宣伝コピー、ジャケットも紹介されている。
日本版は、特に目を引く。
その時のキャッチコピーは、”変わらないあなたはフルイのだ!”。
"A fool such as I"の、日本版のジャケットも衝撃だ。この絵は、誰の絵?このジャケットは、博物館ものだ。

ということで、(当時の)新生Dylanの生の姿を感じたい人向け。
凝りまくりの逸品で、もちろんマニア向け。
コメント
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