今日もゴルフだった。
前半は、そこそこだったが、後半は、調子よくて、同コースの本人レコードタイ。トータルでもまずまずのスコアになった。
先週、ワーストで、今週は、レコードタイ?
ここから、本格反転を目指したい。
本書は、前回トーハクに行った時、新装なったミュージアムショップでゲットした。
元の発行は、1999年だが、ゲットしたのは、2009年発行の第三版。結構ロングセラーのようだ。
流石、しっかりした内容。
一部、写真ではなく、お嬢さんの描いた線画になっており、家族ぐるみで、完成させた本なのかもしれない。
ガンダーラにとどまらず、初期の仏教美術全般を、丁寧に説明してくれる。
その後、いろいろな発見があったので、必ずしも最新の内容ではないかもしれないが、初期の仏教美術がどうできてきたかを体系的に知るには、ベストの本になっている。
仁王様、金剛力士像、ヘラクレス像の流れを言われると、一言もない。
クシナガルにあるブッダの荼毘塚の変遷の推定図も、なるほどと思わせる。
今は、形が崩れているが、以前は、サーンチの仏塔のような姿をしていたのかもしれない。
初期の仏像には、菩薩が多いが、最近の書では、如来というと恐れ多いので、菩薩としたと説明されているが、本書では、菩薩如来と紹介されている。
菩薩如来?菩薩と如来って、別物?
この辺、もう少し体型づけた分析が望まれる。
それぞれの経典ができたタイミングと、それぞれの仏像が刻まれたタイミング。
もしかすると、矛盾だらけなのかもしれない。
それほど、仏教は、多くの変遷を経て、我々の中にある。