かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

タランチュラ

2014年05月20日 | Music
やっぱり、PMの振替公演は、無理だった。
あれだけの会場を、急に抑えようとしても無理だよね。
ということで、早い回復と、次回の来日に期待!



本書は、本屋で見つけた。本の存在は、知っていたが、買うことになるとは、自分でも思わなかった。この前の、ディランのコンサートのインパクトが、この購入行動に走らせた?

帯に、名作とあるが、迷作?

本書を読む前に、通常はお勧めしないのだが、本書に限っては、前書きと、後書きを読むことをお勧めしたい。
とにかく、本書を読むと、自分の頭が悪いのか、ディランの頭が狂っているのか、わからなくなる。

訳者は片岡義男さん。若かりし頃、ビートルズ関係の本の訳者として記憶が残っていたのだろうか。肝腎の小説の方は、読んだ記憶がない。
それにしてもよく訳したものだ。何度も断ったが、君しかいないと言われ、引受けたそうだ。

一応、文にはなっているが、脈略がつかめない。当然、著者の意図もわからない。
おまけに、知らない固有名詞も多いから、もうちんぷんかんぷん。
しばらく絶版で、古本で8000円で取引されていたらしい。8000円で、ゲットしてたら、流石にめげそう。

ビートルズの名が1回だけ出てくる。

『ところでこれは言ったっけねぇ「私は、ビートルズを食べます」のハンカチを』

この一文が何を意図して書かれているかを考えても意味がないことがおわかりいただけるだろう。

ところが、訳者の片岡氏は、後書きで、タランチュラは、難解であるとよく言われているが、けっしてそのようなことはない、という点についてのみ、すこし書いておこう。と言って、理由を説明してくれているのだが、なるほどっという説明になってはいない。
タランチュラの解説本を書いてくれと言われても、やっぱり無理なんじゃないかな?

それにしても、これだけの本を書き上げた若き日のディランとは、一体何者だったんだ?

ディランファンは、マスト。原文も、怖いもの見たさで読んでみるか?
コメント
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