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本書は、ガンダーラの美術の本を読んで、奈良さんの他の著作を調べて見つけた。
といっても、奈良さんは、監修で、山田さんが文、その奥様が絵を書いておられる。
しごくオーソドックスな本で、お釈迦さまの生涯を、簡潔に、でも結構普通の人は知らないところまで紹介してくれる。
そういった意味では、決して初心者向けの本という訳でもない。
ブッダの生涯において、悟りをひらかれてから、最後の旅に出るまでの、布教期間は、記録があまりないが、本書では、ブッダ75歳の時に、2大弟子が亡くなったことや、帝釈窟での説法の話や、サンカシャーの山道宝階の話も、その他の伝えられている話と同列に扱われている。
ブッダの生涯を、絵本的に学びたい人には、うってつけの本。
もう1冊奈良さんの本注文中。そろそろ届くはず。