
ウルトラQは、我々世代にとっては、神のような番組だった。
何せ、怪獣がTVに現れるのだから。
本書は、その制作側にいた梶田さんのインタビュー集。
出たのは、4年前だから、若干時差はあるが、すばらしい内容。
ここで、このような形に残しておかなければ、忘れられてしまうようなエピソード満載。
その記憶力には、驚かされるが、東宝の創世記の撮影秘話が語られる。
今年話題になったゴジラの最初の作品の秘話は、まさに貴重。
この記憶を語れる人はもういないだろう。
ウルトラQでいえば、マンモスフラワー。
手作り感満載だが、その後の世界を変えた。
特撮の世界の創世記を知るのに絶好の書。