ロックの進化を追っかけるつもりもないので、最近は、ジャズに遡ろうとしている。
温故知新?
と言っても、これまで、全然追っかけていないので、まさに基礎からという感じ。
ということで、本書を本屋で見つけてゲット。
とはいえ、ちょっと難易度高かった。
知っている歌手は、1割未満。
なんと奥深いことか。
後藤さんは、ジャズ喫茶を50年もやってて、擦り切れぐらいジャズを聞いている。
本書によれば、LP毎リクエストする方式らしい。
1ページに3アルバム紹介されているから、まさに一言コメントだが、後藤さんの心のこもった感想が読める。
ジャズの分野を無理やり?18章に分類して紹介してくれている。
かつ、索引では、各プレーヤーの略歴を記してくれているので、索引としても使える。
紹介されているプレーヤーは、ほとんど亡くなられているが、先日行ったCharles Lloydさんや、Herbie Hankcockさんなど、現役のミュージッシャンも紹介されている。
珍しいところでは、新垣さんも。
今度行く、渡辺香津美さんも、載ってた。
シカゴ時代、唯一行った、汚いホテル内のクラブに、またまたその辺のおっさんのカッコで登場した、ジョニーグリフィンが、載って頼もう嬉しかった。
もう、亡くなられていたが。
考えてみれば、あの頃もっと、行けていれば。
とてもCatch Upできるものではないが、道しるべとして、貴重な本。
後書きによると、1万枚のストックから、1500枚に絞り、第一作で、500枚紹介し、本書は、次の500枚を紹介したという。
最初の本もと思い、早速AMAZONに注文した次第。