かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ハウステンボス・長崎 異国情緒の街 その14 興福寺

2021年06月08日 | Other Western Japan
梅雨明けみたいな天気になった。
でも、梅雨前線は、まだ南海上にいるらしいから、またいつか北上してくるのだろう。



諏訪神社から、眼鏡橋の下を流れる中島川の対岸側へ。
寺町になっていて、川に沿った通り沿いに、大きなお寺が並んでいる。
その中で最大のお寺が興福寺。
1620年創建の、黄檗宗のお寺。



齊藤茂吉も訪れた。



日本最古の唐寺で、黄檗宗開祖の隠元禅師が1年間、住職も務めた。
中国から部材を運び、中国人の匠によって、建設された。
これは、1632年に建立された重要文化財の大雄宝殿。
明治16年の再建。
切支丹でないことを示すため、この時期、大きな唐寺が建てられたという。



窓の透かしも独特で、見事。
氷裂式組子と呼ばれるそうだ。



今も、大きな堂宇が並ぶ。
これは、媽祖堂。
1670年の扁額がある最古のお堂。



隠元禅師の碑。



この門は、三江会所門。
江南・浙江・江西三省出身者が明治初期に設立した集会所。
集会所時代は、原爆で破壊され、門だけが残った。
門の下の板が、外せるようになっており、普段は豚が入らないよう、高く二段の板が取り付けられる。
生活感あふれる作りだ。



鐘鼓楼。
1691年の再建。
この他にも多くの堂宇が並ぶ、大きなお寺で驚いた。
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