かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

澁澤榮一生誕の地・深谷その⑤ 誠之堂・清風亭

2021年06月19日 | Other Eastern Japan


昨夜は、ゲットバックさんの池袋パルコのショップに行った。
ビートルズのアルバムのブリキ看板があったので、2枚ゲット。
明けて、今日は、梅雨空。
雑事に没頭中。



最後に訪れたのは、東京都世田谷区にあった清和園から移築された2棟。
実は、清和園とは縁があって、かつて、テニスなどをしたことがあったのだが、クローズになりその際、移築されたという。
こちらは、誠之堂。
大正5年、澁澤栄一の喜寿を祝って、第一銀行の行員が、清和園内に建てたという。

しゃれた佇まいだが、田辺惇吉の設計で、イギリスの農家をモチーフにしている。
誠至の言葉は、中庸の一節にちなんだ命名という。



重要文化財に指定されている。
龍のデザインのステンドグラス。



清楚な、落ち着いた内部。



こちらのステンドグラスは、中国・漢の人物像からとられたという。



肖像のレリーフ。



逆方向から見たところ。
出窓みたいのがあったので、再度内側から見てみたが、天井裏になっているようで、見えなかった。



風見鶏。
東西南北は、篆書風。



隣に移設されている清風亭は、栄一を補佐した佐々木勇之介の古希を記念した建物で、スペイン風の様式になっている。



出窓のデザインが美しい。



こちらの方が、窓が多く、光が入る。



澁澤記念館にあった像の原型か。



暖炉のデザインも、スペイン風というか、イスラム風というか。

ということで、電車と循環バスで、深谷の街の散策することができた。
街の至るところに澁澤愛が感じられ、改めて、万人に愛される澁澤像に出会うことができた。

現在、再訪画策中。
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