今日も、夏みたいな天気。
しばらく続きそう。
早くも最終回。
寺町から龍馬像のある馬頭公園に向かう。
途中曲がりくねった道が続くが、所縁のある人物紹介の看板が続き、勉強しながら?登ることができる。
しばらく行くと亀山社中がある。
ここも残念ながら、クローズ。
建物自体は、松下村塾を思い起こさせる。
龍馬が設立した日本最古の商社と言われるが、龍馬ファンは、必見だろう。
龍馬のぶーつ像。
靴を履いたままブーツを履き、舵を握って、長崎湾を見下ろせば、気分は、龍馬?
その先にあるのが若宮稲荷神社。
1673年に、大工町にあった楠木正成を祀った神社を移設したのが始まりという。
勤王稲荷神社とも呼ばれ、亀山社中のメンバーも訪れたと伝えられる。
この龍馬像は、1mぐらいだが、風頭公園の有名な龍馬像の原型。
この四角い柱の鳥居が珍しいのだそうだが、言われないと気づかない?
そして馬頭公園に到着。
標高151.9mというからたいしたことはないのだが、道が急なので、結構登ってきた感じ。
この龍馬像が、デザインは、みな一緒なのだが、長崎では一番有名。
ポイントは、ブーツと、ピストルらしきものと、懐中時計らしきもの。
まさに新しい日本を設計した気概を感じる像だ。
若くして暗殺されてしまったので、その後の日本が、彼のデザインしたものと同じ日本になったのかはわからないのだが。
彼もこの風景を眺めたのだろうか。
司馬遼太郎の碑。
龍馬が行くがなかったら、これほどのヒーローになっていたかはわからない。
龍馬のワクワク感があふれる一節。
降りる時は、近道とあったので、お墓の中の急な坂を降りた。
この坂を登ったら、かなりきついだろう。
歴史探訪ついでに、最後に、クローズしているのはわかっていたのだが、シーボルト記念館へ。
ここは鳴滝塾があった場所。
シーボルトが日本で収集品の展覧会は行ったことがあって、自然科学者らしい収集品が並んでいたが、一方、日本の精巧な地図を持ちだしたということで、スパイ扱いにもされた。
たぶんそういう側面もあったのではあろう。
シーボルト所縁のアジサイが植えられていた。
近くには小川が流れ、そのせせらぎは、鳴滝の名にふさわしい。
日本を愛した人であった。
記念館に入れなかったのは、残念。
ということで、ほぼ長崎市内を満喫した後、空港に移動して最後の食事。
皿うどんで締めた。
ハトシと呼ばれる食パンにエビのすり身をのせて揚げたおつまみもいただき、大満足。
長崎県には島嶼部も含めて、他にも見どころが多くあり、是非再訪したい。