かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ハウステンボス・長崎 異国情緒の街 その10 東山手洋風住宅群・長崎孔子廟

2021年06月03日 | Other Western Japan
長崎の旅も、早く完結しないと。



ここに妙光寺というお寺と、大浦諏訪神社という神社が隣接しており、祈りの三角ゾーンと名付けられている。
上手いこと名付けたものと思うが、確かに、長崎ならではの風景だ。
お墓の文字が金色で書かれているものが多く、これも中国の影響なのかと思う。



こじんまりしているが、小山にあり、景色がきれい。



御祭神は、建御名方大神。



そこから、下る途中に、しゃれた洋館が多く見られる。
これは、東山手十二番館と呼ばれる洋風建築では最古の遺構。
当初はロシア領事館だったという。
重要文化財に指定されている。



オランダ坂と呼ばれるが、当時は、外国人はみなオランダさんと呼んだらしい。
昨日の丸山公園の近くにも、元祖オランダ坂を称している道があったから、西欧人が歩いていた坂をみなオランダ坂と呼んでいたのかもしれない。



奇麗に整備されており、ショップや、休憩所として公開している建物もあった。
この辺りは、明治20年代後半に建設されたとのこと。



降りて来たからよかったものの、ここを登ると、結構たいへんだ。
長崎には、このような坂がやたら多い。
だからこそ、天然の良港なのだろう。



そして次に行ったのが、長崎孔子廟。



なかなか本格的な建物だ。



聖人たちの像が並び、その奥に孔子廟がある。



中もしっかりしており、中国風にお参りできるようになっている。



麒麟。
アジアでの獅子、日本での狛犬に相当するのだろうが、麒麟があるとは、知らなかったというか、見たことがあったのだろうが、気づいていなかった。



奥に博物館があり、清時代の陶磁器を中心に、レベルの高い展示がされている。
外見だけでなく、中身も充実した長崎孔子廟だった。
コメント
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