
今日もしつこく関西にいる。
残念ながら、しとしと雨模様。
まず、近辺でまだ行けていない一宮である枚岡神社へ。
大阪の東、生駒山地の入り口ぐらいにある。
奈良は、近い。
河内一宮。

駅からすぐなので、行きやすい。
古代から、信仰の地。
神武天皇の東征に、話は遡るが、650年に、中臣氏の一族である平岡氏がここに遷座したという。
現在の社殿は、江戸時代末期の再建。

社殿が4社並んでいるのが見えるが、枚岡造りと呼ばれる。

次に、鶴橋経由で、環状線の森ノ宮へ。
ここから、大阪城公園に行ったのだが、結構広かった。
皇居を全部、公園にしたイメージか。
まずは、出世の神様?豊国神社へ。

大阪城のどまん前にある。
豊臣秀吉像。
大阪城の主といえば、やはり秀吉。

社殿も立派。
今更、出世を祈願してもという感じではあるが。

今日の最後は、大阪城。
再建90周年という。
知らなかったのだが、秀吉、家康の大阪城は、それぞれ30〜40年で、焼失したので、実は、今の大阪城が、最長!
当初の二つの大阪城の実態はあまりわかっておらず、秀吉の大阪城の石垣を発掘、展示するプロジェクトも進行中だった。
再建された大阪城も、昔の絵だけを頼りに作られており、設計図や、写真が残されている訳でもなく、どこまで、本物に近いかは、よくわからない。

いきなり、この大岩。
よくもまあここまでという感じだが、岡山県か、持ってきたらしい。
100トン以上あるという。

天守閣には、5階までエレベーターで行って、そこから8階まで階段で登る。
最上階は展望台になっていて、360度の展望が楽しめる。
生憎の、天気だったが、これは前に行った難波京方向。

各階の展示も素晴らしく、秀吉の歴史、戦国時代の歴史などが、大阪城を軸に理解できるように、工夫されている。
当時の武将達が、信長、秀吉、家康と、どう立ち回ったか、極めて面白い。
日本の歴史の中でも、一番、躍動した時代かもしれない。

これはレプリカだが、秀吉の権力の象徴だった。
その後、悲しい歴史を辿るが、維新後、軍隊の、本部も置かれ、敷地内に当時の立場な建物も残っている。
この前の熊本城といい、大阪城といい、再建されたお城の見学の楽しさを改めて感じた。
次は、小田原城?
明日、帰宅予定。