かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

聖徳太子 日出づる処の天子

2021年11月19日 | Culture・Arts


今日は、サントリー美術館で始まった聖徳太子展に行ってきた。
17日に始まったばかりのせいか、平日の割には、結構混んでいた。

トーハクでの聖徳太子展がすばらしかったこともあり、相対的にどうかなと思って行ったが、なかなかすばらしかった。
トーハクが、法隆寺中心だったのに対し、こちらは、四天王寺中心というところか。

四天王寺は、建物がみな新しくなってしまったが、結構飛鳥に遡る宝物や、その後の、仏像、書などが結構残されていることを知った。
建物も、かつての堂の場所にそのまま作られているそうだ。

聖徳太子絵伝が多く展示されており、時代に連れ、少し変化があるものの、聖徳太子伝説が伝えられて来た様子がわかる。
その後の、親鸞などが、敬ったこともあり、日本国民に広く浸透した。
また、如意輪観音にもたとえられ、四天王寺の本尊も如意輪観音だったという。
今は、失われているが、当時の絵や、模造仏が残されており、大体の姿は、わかる。
また、物部氏を打ち破った時の守り神である、四天王像も、残されている。
これは、後の躍動的な姿ではなく、法隆寺金堂にある四天王像のような、静かなお姿だったようだ。

その他、聖徳太子に関連する展示が、全国各地から集められており、すばらしい展示だった。

日本史、仏教に興味のある方にお勧めしたい。



久しぶりにミッドタウンにいったが、吹き抜けを利用したデコレーションはいつもすばらしい。



スケートリンクが作られているとは知らなかった。
早くも数人が滑っていたが、溶けないのかな?
コメント
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