かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

アブ・シンベル

2024年01月08日 | Europe・Middle East・Africa


今日は、今回の旅の最南端のアブ・シンベルまで、南下。
最初、アスワンハイダムに寄ったが、三峡ダムができるまで、世界最大だったというから、恐れいる。
琵琶湖の6倍!の大きさのナセル湖ができた。
あまりのデカさに声を失うが、このダムによって、電力供給、夏の洪水の問題を解決した。
当時のソ連が、支援したそうで、記念碑が立っている。

そしてひたすら南下。
砂漠の中を走り続けて4時間ぐらい。
途中、休憩所で、スーダン砂漠の砂をとったり、途中金鉱があったぐらいで、何もない。
緑の部分があってびっくりしたが、数年前から、地下水を利用した麦作が始まっているとのこと。
自然に逆らい切れるのだろうか。
太陽光発電にはピッタリと思うが、たぶん採算が合わないのだろう。

アブ・シンベルに着いて、ランチをいただいてから、ナイル湖クルーズ。
初めてアブ・シンベル神殿を拝んだ。
神殿も凄いが、その引越し工事を60年近く前に行ったことがまた凄い。
ユネスコ世界遺産の考え方の原点にもなったプロジェクトだ。



こちらが大神殿。
ちょうど、観光客が訪れるタイミングの狭間のようで、空いている。
ナイル河殺人事件を思い出す?



こちらは小神殿。



5時半ぐらいに日が暮れた後、6時半から神殿で、音と光のショー。



音声ガイド付きで、観客の多い言語で会場に流れ、その他言語の人は、イヤホンで開く仕組み。 
英語圏の人が多かったらしく、会場では、英語で流れ、私は、イヤホンで、日本語バージョンを聞いた。
映像がうまく撮れなくて、残念だが、まずます。
ブロジェクションマッピング的なものを勝手にイメージしていたが、大神殿、小神殿の岩山を利用した映像ショーという感じ。
アブシンベル移転プロジェクトから、ラムセス2世の功績、生涯をなぞる内容になっていた。
ここでやることに意味がある。



星空が流石に素晴らしい。
オリオン座が、まさに輝いていたが、その三つ星が、ギザの3大ピラミッドの配置とピッタリ合致すると聞いたことがあったが、実際そうだったのだろうか。

明日は、いよいよアプシンベル神殿の中に入る予定。
コメント
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