今日は、カイロの南へ。
最初は、ダハシュールの屈折ピラミッド。
最初、角度52度で作り始めたが、高すぎるので、途中で角度43度に変更されたと考えられている。
急過ぎて、重量に耐えきれないことに、途中で気付いたのだろう。
赤のピラミッドは、昨日見たギザのピラミッドの原型になったと考えられるピラミッド。
単なる四角錐なのだが、完璧な美しさ。
メンフィスでは、メンフィス博物館へ。
古王朝時代首都だった。
その後、首都が、テーベに移って一時衰えたが、ペルシャ支配の時代、グレコ・ローマン時代に、勢いを取り戻した。
イスラム流入以降廃墟に化したと言う。
ラムセス2世像が、横たわったまま、発掘され、そのまま展示されている。
巨大!
本当にこの巨大な像がそそり立っていたのだろうか。
オベリスクぐらいの高さ?
公園内の広場には、1912年に発見されたスフィンクス像が。
こちらも、見事な姿。
サッカーラには、階段ピラミッドがある。
ジュセル王のピラミッドで、最初初段だけだったのが、どんどん上に増築され、今の形になった。
回りには、回廊など、さまざまな遺構や、ピラミッド、墓地が広がっている。
未発見の墓も多く、昨年見つかった墓地も発掘中だった。
階段ピラミッドの中には、入れるが、地下数十メートルの穴に、巨大な石棺があった。
穴の深さといい、石棺の巨大さといい、驚くしかない。
どうやってこんな深い穴を掘って、どうやって巨大な石館を降ろしたのか?
石棺の大きさは、普通の石棺の2倍(容積8倍)ぐらいありそうだ。
その後、カーペット屋さんに行ってお買い物?
最後、2021年に出来た文明博物館にいったが、エジプトの歴史が、わかりやすく展示されている他、エジプト考古学博物館から移されたミイラの展示がある。
伝説的な王達のミイラが館と共に展示されていて、驚愕させられた。
3000年前のものだ。
夜、カイロからルクソールに移動し、明日は、王家の谷を巡る予定。