かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

京都散策その7 大原宝泉院

2009年10月21日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


勝林院のちょっと先に、宝泉院(ほうせんいん)がある。勝林院の塔頭という。入口の泉に不動様がいらした。



入ったところに、大きな五葉松がある。樹齢700年で、近江富士をかたどったものだ。



中には、きれいな庭が広がる。



書院の廊下の天井は、血天井と呼ばれる。関ヶ原の戦いでの伏見城の戦いで、鳥居元忠が自刃した時の床板をその供養のため、天井板に使ったという。潰れた顔の跡や、手でかきむしったような跡が見える。あまり気持のいいものではないが、これも歴史だ。



宝泉院のみどこは、何といっても、額縁庭園。書院から、のんびり柱越しに眺める。抹茶がふるまわれ、ゆったりした気分に浸れる。



他にも大きくはないが、凝った庭園が広がっており、散策できる。
これまたいいお寺だった。
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京都散策その6 大原勝林院

2009年10月20日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


大原近辺には、美しいお寺が散在している。
勝林院はその一つ。三千院のちょっと奥にある。
このお寺で、天台座主となった顕信が、法然を招いて、浄土念仏についての議論をしたという。これを大原問答というそうだ。
その議論で法然が皆を信服させた時、阿弥陀が大光明を発し、証拠の阿弥陀と呼ばれるようになったという。



その阿弥陀仏は、平安時代のものと伝えられるが、補修がなされており、顔つきは、平安時代のものとしては、ずいぶんと特異である。ただ、堂々とした立派なもので、見る価値あり。本堂も江戸時代の再建となる。

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京都散策その5 大原三千院

2009年10月19日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


大原の一番の見どころは、三千院。建立は、最澄が、比叡山根本中堂を建てた1200年前に遡るという歴史のあるお寺。



聚碧園(しゅうへきえん)は、入口近くにあるコケの緑が美しい庭園。江戸時代の作という。紅葉の季節の美しさは、素晴らしいらしいが、かなり早すぎた。



その奥に、往生極楽院が見える。



往生極楽院は、平安時代の建物。その中に、阿弥陀三尊像があり、お坊さんが、面白おかしく説明してくれる。
平安時代の見事な仏像だ。特に、脇侍菩薩は、大和座りという正坐のような姿勢をしている。ただよく見ると、つま先立ちになっており、これは、今から皆さまを迎えにいきますよという姿勢なのだそうだ。
天井は、舟底天井になっており、そこに描かれていた浄土の世界は、ほとんど見えないが、復元したものが、円融蔵に見ることができる。
千仏図もかすかに見ることができる。

平等院ほどの派手さはないが、同時代の浄土信仰の真髄がここにも残されていた。
素直に素晴らしいと思えるいいお寺であった。
紅葉の頃、大原で一日ぶらぶらできたら、最高だろう。
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The Beatles Rock Band

2009年10月18日 | The Beatles

guitarThe Beatles の090909騒動は、まだ続いている。
昨夜は、世界不思議発見で、The Beatles の来日騒動を取り上げていた。流石に、知った内容ばかりではあったが、あのゴールデンタイムに取り上げられた意義は大きい。
黒柳徹子さんが、来日公演に行って、キャーキャー騒いでいたことだけは知らなかった。

The Beatles の090909プロジェクトに、初のThe Beatles のTVゲームプロジェクトがあったことをご存じだろうか。海外では、広く報道されていた。
このゲーム残念ながら日本では、販売されないため、海外で購入するか、個人輸入するしかない。
Wii版と、PS3版と、XBOX版があるが、とりあえず、Wii 版とPS3版をGET。Wii版は残念ながら、日本の機器では動かなかったが、PS3版(USA仕様)は、日本の機器でも問題なく動いた。



この写真は、何か?
このゲーム専用のコントローラーなのである。ジョン愛用の、リッケンバッカーモデル。
そのほか、ジョージのグレッチのギター、ポールのヘフナーのベース、リンゴのドラムキットと、4種類のコントローラーがある。凝っている!

内容は、数十曲(まだ全部はやっていない)の曲に合わせて、左手で、コード(と言っても5つしかないが)を押さえ、同時に、右手でギターを鳴らすようにレバーを押すことによりポイントをゲットしていく。
まさに、The Beatles とともに演奏している感覚にとらわれる。
音は、もちろんThe Beatles の本物だが、エンディングなどに会話も入り、またコンサートの画面を使っている曲については、編集もされており、凝り凝りだ。
映像のCGは、現実と仮想現実が、ごちゃごちゃになっていてこれまた楽しめる。
日本の武道館公演の場面も多用される。特に、リボルバーの曲が、日本武道館で、次々に演奏されるのには、感動。よくも、これまでの映像を作ったものだ。

元々残された映像の少ない後期の曲については、もっと感動だ。While my guitar gently weeps や、Sgt. Peppers など、ほとんどヴァーチャルなのだが、感涙ものだ。自分のプレイの音が、The Beatles の音に混ざる場面もある。どうなっているのだろう。

難点。
1、弾き損ねると、音が一瞬消える。The Beatles の曲をちゃんと聴くには、弾き損ねられない。
2、弾き損ねが続くと、強制終了。もちろん難易度が3段階あるので、ビギナー用でやれば、強制終了まではいかないでしょう。
3、一度弾き損ねると、ミスが重なる傾向にある(これは、ただ私が下手なだけ)。
4、ゲームをしながら映像も見なくてはならないので、せっかくの美しい映像が、私のようなゲーム下手には、ゆっくり見られない。
これらの難点は、すべて私のゲーム下手に起因するものである。

ということで、すごいThe Beatles ファンは、トライしてみる価値あり。

通常のファンの方は、もし友達が持っていたら、遊んでみてください。

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京都散策その4 大原散策

2009年10月17日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )


永六輔さんの大原三千院の歌は有名だ。私ももちろん知っていたが、大原には行ったことがなかった。今回は、二度も行くことができた。
人気の理由がよくわかったような気がする。
もちろん、観光地かされてはいるのだが、懐かしい日本が残されている。
比叡山の修行に耐えられなくなった人が住みだしたのだが、始まりというが、平安時代から、江戸時代までの多くの歴史も秘められている。



久しぶりにこのようなところを歩くと、気持ちが休まる。



コスモスも、周りの風景に溶け込んでいた。



これは、秋海棠という花だそうだ。呂川沿いに咲いていた。



食べ歩きにもぴったり。これは、シソアイス。柴漬けが有名なところ。きゅうりの浅漬けを冷やして串刺しにしたキュウリアイスなども好評を博していた。
ドレッシングの店も大人気で、オーソドックスな赤紫蘇のドレッシングを御土産に買ったが、和風のさっぱりした味で、健康にもよさそうだ。



呂川の上には、茶店も出ていた。



三千院の前におそば屋で、そばをいただいた。せっかくなので、三千院そばというのをいただいたが、あんかけ状のつゆで、チェリーまではいったオリジナリティあふれるそば。先代が開発!したのだそうだ。確かにこんなそばは見たことがない。おいしかった。



行ったのが秋分の日。彼岸花も花盛り。
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