かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

伊勢志摩神社巡り

2022年10月26日 | Other Western Japan


今日は、快晴。
大阪に向かう途中、伊勢志摩神社巡りをした。
これまで、伊勢神宮内宮・外宮、二見興玉神社、猿田彦神社の御朱印をいただいていたが、志摩国の一宮が未参拝で、伊勢神宮御朱印が、7社あることを知り、コンプリートを試みた次第。

このところの寒さで、富士山も雪景色。



ルートは、名古屋から近鉄特急で、宇治山田へ。
レンタカーで一巡して、帰りは、大和八木経由で、鶴橋まで、やはり近鉄特急。
あとは、JRという感じ。
近鉄特急をこれだけ乗ったのは、初めてだが、名古屋、京都、大阪と、紀伊半島を結ぶ路線として頑張っている。



まずは、志摩国一宮の伊射波(いさわ)神社。
結構たいへん。
駐車場から、30分とあるが、山あり谷あり?
景色は、いいのだが、革靴だとちょっときつかった。
安楽島(あらしま)にある。



途中までは、景色も素晴らしく、ルンルン気分。



最初の鳥居。
浜辺にあるが、ここから、森の中を登ったり、降りたり。
道が、悪いのが、こたえる。



ずっとこんな感じ。



社殿が近づいても状況変わらず。



そして到着。
なんと拝殿は、プレハブ?
本殿は、神明造りだが、小さい。
一宮で、ここまで小さな本殿は、初めてのような気もするが。
延喜式に載るが、安政の大地震と津波で資料は、流出してしまい詳しいことは、わからない。
祭神は、稚日女尊(わかひめのみこと)、伊佐波登美尊(いさわとみのみこと)、玉柱屋姫命(たまはしらやひめのみこと)、狭依姫命(さよりひめのみこと)という。



さらに進むと、加布良古崎(かぶらこざき)に出て、絶景が拝める。
日の出は、絶景という。
ロマンチック。
かぶらこさんの方が、通りがいいようだ。



行きにも見たのだが、アサギマダラの群れに遭遇。
写真を撮りに来ていたおじさんに聞いたら、この時期のみ見られるということで、遠くは、台湾からも飛んで来るという。



たまたまだったのだが、ラッキーした。



飛んでるのは難しいが、止まっているのの写真は撮れる。
ピントお合わせている間にまた飛んで行ってしまうことも多いのだが。



あとから、見てみたら、なんと文字が。
渡り調査のための、マーキングだろう。
ネットで調べたら、このマークに、日本国内の可能性が高い。
誰か知らないかな?



ついでに、赤トンボ。
猿もいたし、空中を飛んで行った何か(ムササビ?)もいた。
ワイルド。



御朱印は、宮司さん宅ということで向かったのだが、なかなか分かりにくい。
この漁村に面した旅館の隣に見つかって、無事ゲット。



次に向かったのが、伊雑宮(いざわのみや)。
いぞうぐうとも呼ぶ。
地名をとって、磯部の宮とも呼ばれる。
こちらが、志摩国一宮とする説もあるが。
皇大神宮の別宮。
伊勢神宮の14所の別宮の一つ。



式年遷宮が行われる。
創建は、約二千年前と、伝えられる。



磯部の御神田があり、6/24に、日本三大田植え祭りの、御田植え式が行われる。



次に参拝したのは、滝原宮。
結構遠い。



参道には、杉の大木が続く。



瀧原宮と瀧原竝宮が並んでいるが、両方とも天照大神を祀っている。
二宮並べてお祀りするのは、荒御魂を奉祀する古い形という。
並んでいる若宮神社と、長由介(ながゆけ)神社にも参拝。



脇には、渓流。
頓登川。



熊野古道も通っているようだが、維持も大変そう。
三瀬(みせ)の渡しがあったという。



伊勢に戻って、月読宮(つきよみのみや)へ。
ここも14所の別宮の一つ。



月読尊は、天照大神の兄弟。



その親の伊弉諾尊、伊奘冉尊も並んで祀られている。
お参りする順番も指定されている。



倭姫宮(やまとひめのみや)は、外宮と内宮の間にあり、何回も前は通っていたのだが、参拝するのは初めて。
徴古館で、正倉院御物の複製品を展をやっていたのだが、前にも見たことがあったので割愛。



これは、いつもくぐる伊勢神宮の大鳥居。



こちらは、横の参道の鳥居。



倭姫命は、11代垂仁天皇の娘と伝えられ、ここに皇大神宮を創建したという。
永遠に安定した神事を続けられるところを求めて巡幸し、伊勢の地に定まったと、日本書紀は言う。
式年遷宮も行われる。


 
桜?



猿田彦神社は、前にも参拝した。
天孫降臨の際、瓊瓊杵命を、高千穂に導いた神。



古殿地は、1936年まで神殿があった地。



今回訪れたのは、佐瑠女(さるめ)神社への参拝。
知らなかったのだが、佐瑠女君は、瓊瓊杵命の天孫降臨に随行。
元々、天照大神が、天岩屋に篭られた時、舞踏した天宇受売命(あめのうずめのみこと)で、芸能の祖神と言う。
そのため、南海キャンディーズなど、芸能人の幟がたくさん。



最後に訪れたのが、月夜見宮。
外宮の別宮。
ここだけ駐車場がないので、ゆっくり参拝するには、近くの駐車場を探さないといけない。
外宮から歩くのが王道なのだろう。



御祭神は、月夜見尊(つきよみのみこと)。
月読宮と似ていて、ややこしい。
やはり、式年遷宮が、行われる。
月夜見宮に参拝し、伊勢神宮・御朱印7社を揃えることができた。
伊勢神宮の御朱印は、書き込みは、日にちだけで、あとは、御朱印のみというシンプルなのが特徴。
かなり離れているお宮もあるので、公共交通機関のみで、回ろうとすると、結構たいへん。



宇治山田駅前で、レンタカーを返却して、怒涛の半日終了。



帰りの近鉄特急は、大和八木までは、いつもの車両だったが、大和八木から鶴橋までは、この車両。
もっと豪華な車両も見たので、乗れた時に紹介したい。
ということで、充実の1日だった。
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古代史の定説を疑う

2022年10月25日 | Books
寒い日が続く。
ついこの前に行った美瑛は、マイナス5度という。
秋の訪れは、早い。



さて、最近出た本のご紹介。
瀧音さんと、水谷さんが監修した本で、内容的には、目新しくはないが、古代氏の謎としてよく取り上げられるトピックスを、時代毎の5章に分けて、解説する。
そのトピックの選び方が、絶妙で、一つ一つのトピックで、1冊の本ができるぐらい。
その説明の中で、最近わかって来たこととか、新説が紹介されていて、古代史に詳しい人でも、興味深く読めるように工夫されている。
写真や、図版も、適度に織り交ぜてあり、読みやすい。
途中、白黒になってしまうのが、ちょっと残念だが、これは、予算の関係だろう。

謎として取り上げられているトピックの内、かなり真実が明らかになっているものと、本当にまだ謎であるものがあるが、その辺の強弱がわからないので、全く古代史を知らない人が読むと勘違いするかもしれない部分もある。
本書で定説として紹介されている説にも異説があったりするが、あえて触れていないのは、頁数の関係だろう。
逆に、異説が主流説のように紹介されているところもあり、古代史を推理するという意味ではいいが、古代史を勉強したいと思って読む向きには、勘違いされるリスクもある。
本書のような本の場合、そのバランスが難しいところ。
ただ、定説を疑うという書名から言えば、異説が強調されるところは、やむないところか。

いずれにしても、古代史への興味を沸き立たせてくれる1冊として、大歓迎。
私自身も、本書片手に、探訪を続けたい。
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Mari & Red Stripes

2022年10月24日 | Music
今日は、冬?



本アルバムについては、恥ずかしながら、先日のトークイベントで知った。
私が、まだ上京する前に出たアルバムで、杉さんは、その後、別のグループで活躍されていたが、その前に、自らの名前を出したグループで、デビューしていた。
解説によれば、マッカートニー&ウィングスを意識したネーミングであったらしい。

何度も廃盤になっていたが、昨今のシティポップブームで、昨年まとめて再発された内の1枚。



オリジナルアルバムに入っていた12曲と、シングルカットされた1曲が入っている。
いかにも当時らしい杉さんの写真。
まだ大学生。
8年通って、卒業できなかった。
私は、この数年後、後輩になるのだが、当時は、知るはずもなく。



再発されたアルバム群。
アルバムとして持っているものは、1 枚もないが、曲は聞いたことがあるミュージシャンも多い。
ただ、まだ、シティポップというジャンルのない時代。
先日の、川原さんの話では、拓郎、陽水など、弾き語りタイプのミュージシャンが多く、まだポップ・グループは珍しかった。



聴いて見ると、よき時代を感じさせるさわやかかつ明るい感じ。
まさにポップスというのか。
今の時代に聞くと、無邪気すぎるかもしれない。
解説にも、日本のニューミュージックの青春時代というべきものだったのではとある。
でも、何度聴いても楽しく聴ける感じ。



コーラスに竹内まりやさんが入っているが、デビューになるのか。
若き日を思い起こさせる1枚だった。
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NIAGARA TRIANGLE VOL. 2

2022年10月23日 | Music
今日は、秋晴れ。
慶事があって、最高の1日だった。



遅ればせながら、NIAGARA TRIANGLE VOL.2の40周年記念バージョンをゲット。
今まで持っていなかったので、重複感はなかったのだが、先日のトークイベントで話を聞くまで、我慢していた。
当時の大滝さん、佐野さん、杉さんとの不思議なコラボの話をお聞きし、是非聴いておこうと思ってゲット。

一言で言っておしゃれ。
3人3様の曲なのだが、これが大滝マジックというのだろうか、リスナーにふわふわとした幸せを感じさせる心地よい仕上がりなっている。
アレンジによるところも多いが、大滝さんの曲によりその傾向が強い。
3人ともひじょうに個性が強いのだが、本アルバムを聴くと、その個性がうまくぶつかり合って、アルバムに弾みをつけている。
1曲目が、杉さんの”なかなかいいですね事件”の曲だが、聴くとこれはやはり事件というにふさわしい。
どう聴いても、名曲だ。
山下さんのコンサートでも、カバーされたいた。
この前のトークイベントでのお話だと、大滝さんと佐野さんとの間には、銀次さんが、大滝さんと杉さんの間には川原さんが入ったとおっしゃっていたが、そもそも、大滝さんが、このメンバーでアルバムを作ろうと思い立った理由がいまいち判然とはしない。
と思っていたら、おまけCDの対談で、その秘密も明かされる。
A面でのライブバージョンも収録されている。
このおまけCDも、マニアには、なかなかの内容。



まさにシティポップの始まり。



当時、販促を派手にやって、アメニティ類の写真も。
2002年の20周年の時も、派手に販促をやっていたことがわかる。
レコード店がそこら中にあった時代で、おぼろげながらこの発売当初のお祭り騒ぎも覚えている。
ただ、当時は洋物に目が向いていて、手を出さなかった。
今、当時の日本物のレベルの高さに目が向けられている。

達郎さんも、最近若い客が増えたと。
最初っから、来てくれていたらとも。
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LADY GAGA CHROMATIKA JAPAN TOUR EDITION

2022年10月22日 | Music
今日は、3年振りの、リアル高校同窓会。
やっぱり、同窓会はリアルやね。



本アルバムは、コンサート会場で入手した。
JAPAN TOUR Editionということで、今回の来日を機に出た。
本アルバムが出ていたことはもちろん知っていたのだが、LADY GAGAのアルバムを買うのは、初めて。
買わなくても、いろんなところで聞けてしまう。

当初2020年に出てから、コロナのせいもあるかもしれないが、いろんなバージョンがその後出て、本バージョンが、最新盤。
解説も、当初のオリジナルから、3段階の解説が入っている。
一時期加えられたオルタナティブバージョンは、入っていないが、最新ヒットのHold My Handが入り、Love Me Rightも加わり、後出しじゃんけん?
おまけのDVDには、MVや、インタビューが入っており、これも楽しいし興味深い。

入っている曲の内、半分ぐらいは、コンサートで取り上げており、まさにキャッチーなダンス・ポップが続く。
スタジアムツアーを意識した曲作りをした訳ではないと思うが、まさに、大規模のコンサートにぴったり。
但し、いろんなジャンルに首を突っ込んできたこともあり、歌詞は、結構深い。
アリアナ・グランデや、エルトン・ジョンとの共演も楽しい。
コンサートでライブを聴いた我々は、彼女の声が、作られたものではなく、本物であることも知っている。
そして、ラストのHold My Handが、アルバム本体と一線を画し、感動的だ。

解説によると、彼女は、大きなスタジオ付の元フランク・ザッパの家に住んでいて、そこで、作りこんだそうだ。
まさに、今の世界のミュージック界を引っ張っている一人。



CDサイズよりちょっと大きい3つ折りのジャケットに入っている。
やや凝りすぎだが、写真集を入れるサイズを確保したかったのだろう。
このサイズは、初めてだ。



付録の写真集。
後ろの方は、歌詞の頁になっている。
結構、立派。



これは、白黒のファン・マガジン。
よくわからないが、意味深な写真や、デザイン・イメージ満載。
本アルバムに関連していることはわかるのだが、飛びすぎ?



ツアーのミニポスター。
折り目が入っているのは残念だが、グッズにもなく(小さなステッカーはあった)、貴重。
いかに、東京公演が贅沢だったかがわかる。



会場特典のしおり。
何ということはないが。



しおりの裏側。
この写真は、写真集の中にあるデザイン。

ということで、盛りだくさんのすばらしいセット。
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