今日は、快晴。
大阪に向かう途中、伊勢志摩神社巡りをした。
これまで、伊勢神宮内宮・外宮、二見興玉神社、猿田彦神社の御朱印をいただいていたが、志摩国の一宮が未参拝で、伊勢神宮御朱印が、7社あることを知り、コンプリートを試みた次第。
このところの寒さで、富士山も雪景色。
ルートは、名古屋から近鉄特急で、宇治山田へ。
レンタカーで一巡して、帰りは、大和八木経由で、鶴橋まで、やはり近鉄特急。
あとは、JRという感じ。
近鉄特急をこれだけ乗ったのは、初めてだが、名古屋、京都、大阪と、紀伊半島を結ぶ路線として頑張っている。
まずは、志摩国一宮の伊射波(いさわ)神社。
結構たいへん。
駐車場から、30分とあるが、山あり谷あり?
景色は、いいのだが、革靴だとちょっときつかった。
安楽島(あらしま)にある。
途中までは、景色も素晴らしく、ルンルン気分。
最初の鳥居。
浜辺にあるが、ここから、森の中を登ったり、降りたり。
道が、悪いのが、こたえる。
ずっとこんな感じ。
社殿が近づいても状況変わらず。
そして到着。
なんと拝殿は、プレハブ?
本殿は、神明造りだが、小さい。
一宮で、ここまで小さな本殿は、初めてのような気もするが。
延喜式に載るが、安政の大地震と津波で資料は、流出してしまい詳しいことは、わからない。
祭神は、稚日女尊(わかひめのみこと)、伊佐波登美尊(いさわとみのみこと)、玉柱屋姫命(たまはしらやひめのみこと)、狭依姫命(さよりひめのみこと)という。
さらに進むと、加布良古崎(かぶらこざき)に出て、絶景が拝める。
日の出は、絶景という。
ロマンチック。
かぶらこさんの方が、通りがいいようだ。
行きにも見たのだが、アサギマダラの群れに遭遇。
写真を撮りに来ていたおじさんに聞いたら、この時期のみ見られるということで、遠くは、台湾からも飛んで来るという。
たまたまだったのだが、ラッキーした。
飛んでるのは難しいが、止まっているのの写真は撮れる。
ピントお合わせている間にまた飛んで行ってしまうことも多いのだが。
あとから、見てみたら、なんと文字が。
渡り調査のための、マーキングだろう。
ネットで調べたら、このマークに、日本国内の可能性が高い。
誰か知らないかな?
ついでに、赤トンボ。
猿もいたし、空中を飛んで行った何か(ムササビ?)もいた。
ワイルド。
御朱印は、宮司さん宅ということで向かったのだが、なかなか分かりにくい。
この漁村に面した旅館の隣に見つかって、無事ゲット。
次に向かったのが、伊雑宮(いざわのみや)。
いぞうぐうとも呼ぶ。
地名をとって、磯部の宮とも呼ばれる。
こちらが、志摩国一宮とする説もあるが。
皇大神宮の別宮。
伊勢神宮の14所の別宮の一つ。
式年遷宮が行われる。
創建は、約二千年前と、伝えられる。
磯部の御神田があり、6/24に、日本三大田植え祭りの、御田植え式が行われる。
次に参拝したのは、滝原宮。
結構遠い。
参道には、杉の大木が続く。
瀧原宮と瀧原竝宮が並んでいるが、両方とも天照大神を祀っている。
二宮並べてお祀りするのは、荒御魂を奉祀する古い形という。
並んでいる若宮神社と、長由介(ながゆけ)神社にも参拝。
脇には、渓流。
頓登川。
熊野古道も通っているようだが、維持も大変そう。
三瀬(みせ)の渡しがあったという。
伊勢に戻って、月読宮(つきよみのみや)へ。
ここも14所の別宮の一つ。
月読尊は、天照大神の兄弟。
その親の伊弉諾尊、伊奘冉尊も並んで祀られている。
お参りする順番も指定されている。
倭姫宮(やまとひめのみや)は、外宮と内宮の間にあり、何回も前は通っていたのだが、参拝するのは初めて。
徴古館で、正倉院御物の複製品を展をやっていたのだが、前にも見たことがあったので割愛。
これは、いつもくぐる伊勢神宮の大鳥居。
こちらは、横の参道の鳥居。
倭姫命は、11代垂仁天皇の娘と伝えられ、ここに皇大神宮を創建したという。
永遠に安定した神事を続けられるところを求めて巡幸し、伊勢の地に定まったと、日本書紀は言う。
式年遷宮も行われる。
桜?
猿田彦神社は、前にも参拝した。
天孫降臨の際、瓊瓊杵命を、高千穂に導いた神。
古殿地は、1936年まで神殿があった地。
今回訪れたのは、佐瑠女(さるめ)神社への参拝。
知らなかったのだが、佐瑠女君は、瓊瓊杵命の天孫降臨に随行。
元々、天照大神が、天岩屋に篭られた時、舞踏した天宇受売命(あめのうずめのみこと)で、芸能の祖神と言う。
そのため、南海キャンディーズなど、芸能人の幟がたくさん。
最後に訪れたのが、月夜見宮。
外宮の別宮。
ここだけ駐車場がないので、ゆっくり参拝するには、近くの駐車場を探さないといけない。
外宮から歩くのが王道なのだろう。
御祭神は、月夜見尊(つきよみのみこと)。
月読宮と似ていて、ややこしい。
やはり、式年遷宮が、行われる。
月夜見宮に参拝し、伊勢神宮・御朱印7社を揃えることができた。
伊勢神宮の御朱印は、書き込みは、日にちだけで、あとは、御朱印のみというシンプルなのが特徴。
かなり離れているお宮もあるので、公共交通機関のみで、回ろうとすると、結構たいへん。
宇治山田駅前で、レンタカーを返却して、怒涛の半日終了。
帰りの近鉄特急は、大和八木までは、いつもの車両だったが、大和八木から鶴橋までは、この車両。
もっと豪華な車両も見たので、乗れた時に紹介したい。
ということで、充実の1日だった。