かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

縄文展

2022年10月29日 | Culture・Arts


今日は、山梨県立美術館経由で、帰宅。
朝の景色を期待したのだが、残念ながら、雲で、遠景は臨めず。
星空も拝めなかった。
冬のすっきりした日でないと厳しいのかもしれない。



山梨県立美術館経由で、帰宅。
銀杏の紅葉が見事。



美術館周辺は、公園になっていて、すばらしい。



山梨県立美術館は2回目。
ミレーが目玉で、今回も拝んだが、再訪の目的は、縄文展。



縄文時代が、脚光を浴びて来たのは、ここ数十年。
北海道、東北が中心だったのだが、新たな発見により、信州が今、脚光を浴びている。
その集大成のような展示。



素晴らしかった。
コンパクトだが、ポイントがよく絞られていて、信州の縄文の魅力を満喫できる。
縄文というと、焔のような土器が有名だが、そこまで、派手でなく、でもよく見ると、何故こんなに細かい装飾が?という土器が並ぶ。



土偶も、信州らしいデザインのものがずらり。
受ける。



本展示の目玉は、縄文土器と、その大写しの展開写真とのコラボ。
縄文土器がとてつもない美的感覚に満ちたものであったことがわかる。
幾何学的とも言えないのだが、いい加減に描いていても、できない世界。
岡本太郎が感銘を受けたのもうなずける。
これが、4~5,000年前の縄文人が作った世界。
ロマンは広がる。
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信州ドライブ

2022年10月29日 | Other Eastern Japan


今日は、毎年恒例の信州ドライブ。
まずは、平山郁夫シルクロード美術館へ。



シルクロード関連の展示品に集中しており、ぴったりの内容。
特に、平山さんの絵は、ほとんど行ったことのある所ばかりで、懐かしく見ることぎできた。
平日にもかかわらず、多くの人が訪れていた。



絵と出土品のコラボ。



質の高い展示品には、いつも驚かされる。



平山画伯が好んだ富士山遠景。



紅葉もピークの所が多い。
 


次に訪れたのが、尖石縄文考古館。
昨年は、コロナでクローズ。
今年は、無事オープンし、多くの客で賑わっていた。



尖石の歴史展をやっていて、ここの調査がはじまったのは、昭和初期という。
まだ、100年ぐらい前で、それ以前は、有史以前という取り扱いだった。
この土偶は、トーハクの縄文展でも見たが、1986年出土の縄文のビーナス。
この美的感覚には、本当に驚かされる。
数少ない国宝土偶の内の一つ。


 
こちらが、もう一つの目玉の仮面こと女神。
2000年に見つかった。
このようなものが、発見されるのは、奇跡に近い。
約4000年前のものと考えられている。



東北、北海道のものほど派手ではないが、シンプルな中にも、美しさがにじみ出る。



発掘は、続いているが、当然図面などが残されているわけもなく、途方もない努力が必要だ。



中ツ原遺跡にも寄ろうと思ったのだが、途中、通行止めがあり、諦めて、たぶん学生時代以来初めて、美ヶ原高原に向かう。
紅葉が綺麗。
ちょっと雲が出てきてしまい、色がちょっと暗いが、ピークに近い。



快晴ではなかったが絶景。
信州全体が一望?
標高はちょうど2,000m。
雪の跡もあったから、先週雪が降ったのかもしれない。
美ヶ原美術館には入らなかったが、外からもよく見える。
天気が良ければ、入場して、景色をもっと楽しむところ。



美ヶ原温泉は、松本市を見下ろす郊外にある。
美しい景色が続く。



まさに高原ドライブ。



渓流も。



ホテルに着いたらちょうど日没のタイミング。



部屋からの眺め。
松本市、北アルプス方面が一望できる。
充実の1日。
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