今日は、山梨県立美術館経由で、帰宅。
朝の景色を期待したのだが、残念ながら、雲で、遠景は臨めず。
星空も拝めなかった。
冬のすっきりした日でないと厳しいのかもしれない。
山梨県立美術館経由で、帰宅。
銀杏の紅葉が見事。
美術館周辺は、公園になっていて、すばらしい。
山梨県立美術館は2回目。
ミレーが目玉で、今回も拝んだが、再訪の目的は、縄文展。
縄文時代が、脚光を浴びて来たのは、ここ数十年。
北海道、東北が中心だったのだが、新たな発見により、信州が今、脚光を浴びている。
その集大成のような展示。
素晴らしかった。
コンパクトだが、ポイントがよく絞られていて、信州の縄文の魅力を満喫できる。
縄文というと、焔のような土器が有名だが、そこまで、派手でなく、でもよく見ると、何故こんなに細かい装飾が?という土器が並ぶ。
土偶も、信州らしいデザインのものがずらり。
受ける。
本展示の目玉は、縄文土器と、その大写しの展開写真とのコラボ。
縄文土器がとてつもない美的感覚に満ちたものであったことがわかる。
幾何学的とも言えないのだが、いい加減に描いていても、できない世界。
岡本太郎が感銘を受けたのもうなずける。
これが、4~5,000年前の縄文人が作った世界。
ロマンは広がる。