寒い日が続く。
ついこの前に行った美瑛は、マイナス5度という。
秋の訪れは、早い。
さて、最近出た本のご紹介。
瀧音さんと、水谷さんが監修した本で、内容的には、目新しくはないが、古代氏の謎としてよく取り上げられるトピックスを、時代毎の5章に分けて、解説する。
そのトピックの選び方が、絶妙で、一つ一つのトピックで、1冊の本ができるぐらい。
その説明の中で、最近わかって来たこととか、新説が紹介されていて、古代史に詳しい人でも、興味深く読めるように工夫されている。
写真や、図版も、適度に織り交ぜてあり、読みやすい。
途中、白黒になってしまうのが、ちょっと残念だが、これは、予算の関係だろう。
謎として取り上げられているトピックの内、かなり真実が明らかになっているものと、本当にまだ謎であるものがあるが、その辺の強弱がわからないので、全く古代史を知らない人が読むと勘違いするかもしれない部分もある。
本書で定説として紹介されている説にも異説があったりするが、あえて触れていないのは、頁数の関係だろう。
逆に、異説が主流説のように紹介されているところもあり、古代史を推理するという意味ではいいが、古代史を勉強したいと思って読む向きには、勘違いされるリスクもある。
本書のような本の場合、そのバランスが難しいところ。
ただ、定説を疑うという書名から言えば、異説が強調されるところは、やむないところか。
いずれにしても、古代史への興味を沸き立たせてくれる1冊として、大歓迎。
私自身も、本書片手に、探訪を続けたい。
ついこの前に行った美瑛は、マイナス5度という。
秋の訪れは、早い。
さて、最近出た本のご紹介。
瀧音さんと、水谷さんが監修した本で、内容的には、目新しくはないが、古代氏の謎としてよく取り上げられるトピックスを、時代毎の5章に分けて、解説する。
そのトピックの選び方が、絶妙で、一つ一つのトピックで、1冊の本ができるぐらい。
その説明の中で、最近わかって来たこととか、新説が紹介されていて、古代史に詳しい人でも、興味深く読めるように工夫されている。
写真や、図版も、適度に織り交ぜてあり、読みやすい。
途中、白黒になってしまうのが、ちょっと残念だが、これは、予算の関係だろう。
謎として取り上げられているトピックの内、かなり真実が明らかになっているものと、本当にまだ謎であるものがあるが、その辺の強弱がわからないので、全く古代史を知らない人が読むと勘違いするかもしれない部分もある。
本書で定説として紹介されている説にも異説があったりするが、あえて触れていないのは、頁数の関係だろう。
逆に、異説が主流説のように紹介されているところもあり、古代史を推理するという意味ではいいが、古代史を勉強したいと思って読む向きには、勘違いされるリスクもある。
本書のような本の場合、そのバランスが難しいところ。
ただ、定説を疑うという書名から言えば、異説が強調されるところは、やむないところか。
いずれにしても、古代史への興味を沸き立たせてくれる1冊として、大歓迎。
私自身も、本書片手に、探訪を続けたい。