CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

日本代表対朝鮮民主主義人民共和国代表

2005-02-09 22:47:45 | スポーツ
北朝鮮って言ったらダメだって聴いたのは嘘だったのか

と思わないでもないですが
いよいよ始まりました、ワールドカップアジア地区予選
色々と騒がれる中で、日本が送り込まれたグループでは
どうやら北朝鮮が一番弱いらしいんだから
日本は初戦がホームで、一番弱いチームっつうのは
相当有利だったんじゃないのか?と
思ったり思わなかったりしつつも

内容は、大苦戦でしたな

というか、代表のゲームはいつもこんな具合な気がして
この前のカザフスタン、シリアみたいなことは
滅多に無い気がして参りました
それだけアジア地区ってのは、みんな
同じくらいのレベルなのかなとも思うところ
アジアカップも同じような具合でしたしね

と、試合の内容については
やっぱなんだかんだ言っても
中村、高原は凄かったんじゃないかなぁと思いました
前半のだらだらした展開に
やたらパスミス、カットカットの嵐と打って変わって
追いつかれたせいもあるだろうけども
中村の動きがステキでありました
なんかおしゃれな動きをしようとして、カットされるという
いつも通りの光景もありましたが
それはそれとしても、なんか目だっていたというか
いい位置に二人とも居たのが印象的

高原については、最近の魚フライっぷりが気になるような
簡単なゴールが決められないという結果になりましたが
ちゃんと絡む位置に居た
というか、あそこに向けて出してるのかみんなが
わかりませんが、とりあえず頑張ってたのは解ったので凄いんだ

で、二人の活躍もあってか
北朝鮮のディフェンスが少し弱くというか
あの二人につられていたおかげか
今日大活躍に見えた、福西から大黒というステキゴールで幕切れ
とりあえず勝ったからよかったなぁと思いました
北朝鮮強かったですね、後半、自慢のスタミナが切れていたというか
高原、中村に気を取られ過ぎてましたが
1点とったのあのシュートといい、川口が神がかりセーブで止めたヘディングといい
凄くよい形があったので、今後頑張って欲しいものであります

で、こっからはしょっぱい話なんですが

この北朝鮮チームで
アンヨンハッ選手という、グランパスの選手が居たんですが
彼を結構注目しておりました
先日どっかのテレビ番組で、熱くこの戦いについて語っていた彼を見て
なんというか、目からウロコというか
かっこいい、安選手かっこいいよ
と気付いたので、釘付け、今日だって活躍というか要所要所で働いておりました
振り向きザマのシュートとか
起点になっていいパスを出したりと働きまくり

また、彼がかっこいいというか、好青年で
「祖国に帰れば在日と言われ、韓国へ行けば北民だと言われ、日本では朝鮮人だと言われる
私はどこにも居場所が無いんです」
みたいなことを言って、だからこそもっと頑張ろう
そして頑張ることで、そのどこでもない中から認めて貰おう
とかいう話だったかと思うんだが
ステキに感動しまして、これは、メディアに翻弄されてるか?と
一瞬自分を疑ったが、それを上回る彼のかっこよさに
今後グランパスの試合も見ようかしらと思ったりなんだったりであります

で、友好的な雰囲気で行われて
わたしゃ、それが一番よかったと、まぁ日本じゃ
何も起こらねぇだろうなぁとは思ってたが
本当に平和ボケ、いや、平和な和やかな雰囲気でよかったと思いました

どっかで、サッカーで戦争が減ったらいいのに
みたいなことが言われていましたが
本当の戦場を知らない奴の戯言だと
返されたりもしつつ、生きていきます

ネット裏で一旗、旭日旗が上がってたが
なんで今日に限ってアレを降ったんだ
妙な気ぃ回すといけねぇから、普通の日の丸でよかったろうにとか
既に私がどうかしているというオチなんですが、
なんか、右だか左だかに触れてしまうお話になったので
このあたりで

日本初戦白星おめでとう

蹴りたい背中

2005-02-09 00:04:30 | 読書感想文とか読み物レビウー
かなり時期を外していますが
ようやく噂の作品「蹴りたい背中」by綿矢りさ
を読みました

なんというか、最近、流行物としては
セカチューとか読んでいたので
まぁ、その程度かなぁと思っていたんですが
これも多分に漏れず、そのあたりと同じ感じだったんだが

セカチューよりは読みやすくて、結構面白かった

そんな感想でありました
正直、この小説で何が言いたかったのかは
私にはわかりませんでしたが、漠然とした世界観のイメージと
言葉遊びの楽しさは小説から伝わったのでよしとして
それよりなにより
この小説が真に面白いという部分について、私は

20歳至ってないような小娘が、蔑む対照の男の背中を
蹴ることに快感を覚える様を描写している


という部分に、ただならぬエロスを導いたんですがいかがか(最悪だな)
なんというかな、この小説のミソは
そんな所にあると思います、インモラルとは違うけども
妙な、自分の中では昇華することがまだできない欲求に
よくわからないまま素直に従ってしまう様
それが若いというのでもあるし、若いからこそエロいということに
繋がっていると思うわけです

おしむらくは、アイドルマニアである「にな川」の描写が
あまりにも超越しすぎているところ
という具合で、もう少し恥じらいというか
むしろ世間的に、その趣味に引け目を感じているほうが
よりリアルだった気がせんでもないんですが
それでは、多分、ハツは彼に興味を示さなかっただろうと
(興味であり、恋愛感情とは全く別なところがステキ)
思うわけです

インストールも読んでみようかなぁと
思わないでもないですが
とりあえず、なんか偉い賞をとるほどだったのかは
わかりませんが
話題というか、個人的にむらむらっときたのは確かだなと
そんな感想でどうだ