CLASS3103 三十三組

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光る君へ  物語の先に

2024-12-15 21:14:06 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
最終回視聴完了しました
まさにエピローグといった感じで、余韻、あるいは「であったとか」の部分であったと
思ったりしたのである
話しとしては、先週の衝撃的な引き際よりも少し前、
北の方に呼ばれる前、久しぶりに道長と出会った、あの瞬間に終わってたんじゃないか
そう思える感じだったのだが、これはこれで、
それぞれのその後というのをはっきり書いてくれるのは、これはまた楽しいと
見られて大変満足である
このあたりは、セリフの上で、光る君の最期が描かれなかったというところを尊重しながら
このドラマとしては、蛇足であろうかもだが描くという矛盾でもないけど
何か思うところがあったのかなと感じさせるほど
いい感じだと思ったんだが、考えすぎだろうかね
でも、大河ドラマという一種歴史再現の劇であるとすれば、必要だよな

実際の話し、ここまでの盛り上がりから
まったく反対というでもないけど、本当に、その後のシーンを切り抜いて並べたといった
ある意味平坦で、静かな回だったし、
なんだったら、最後の千夜一夜的なそれこれは、穴を埋めていただけではないかと
そんな感じすらもある展開で、
個人的には、道長には、仏の糸を手繰っていてほしかったと思ったりするのだけど
このドラマとしては、まひろと一緒であるということが
とても重要かとも納得できるし、
倫子様のすばらしさというか、その心中はと思ってしまうのだが
その後の物語は、まひろと出会うところで仕舞となり
始まりにたどり着いたところで、円環が満ちたみたいな感じで
綺麗に終わったと感じたりでもあった

まぁ、そこに至るまでに、ききょうさんと話ししてるシーンがあっただけで
凄くよかったなと思ったのだが、ききょうさんのメイクが気合入りすぎだったので
せっかくなら、紫式部もそれくらい盛ってくれてもよかったかなと
思わなくもなかったが、本当のラストシーンでそれを見せるためだったかとも感じたり
これからの世を予感しつつというあたりは
この物語とは、本当にまるで違うものになってしまうのだなと思わされたりで
案外、ここで断絶してしまうものだなと
思わされるばかりであった
歴史は地続きだから、これでいいはずなのに、あまりに違う
これまでの夢とも異なる世界とは、まるで違うものが始まるという予感で終わるというのが
ラストとして破調だなと感じるばかりであった

乙丸長生きだなと感心したけど、いとさんの姿がなんとも悲しいが
父上がまだ生きているというあたりとか、色々と物語の中で
ある意味変わらなかったものとして存在した彼らがいてというのが
とてもよかったと感じたのであった

総集編にあわせて、全体の感想書くかわからんが
かなり楽しめた大河ドラマだったので、
今年一年、なんだかんだすごくよい年だった気すらしてしまう
それくらい、平安時代に親しみ、楽しんだドラマで
大変よかったとメモっておくのでありましたとか、なんとか


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