NHKの話になるんですが、
正月の特別番組の中で、深夜だったのですが
立川談志を10時間おっかけまわしたという
全くNHKらしい番組をやっておりまして
そこで、落語に触れたというか
立川談志という人に触れたように思ったので
メモっておくのであります
番組は、立川談志という人がどういうのかというのを
入門編よろしく教えてくれる内容でありまして
正直、口うるさいおっさんというイメージしかなかったんだが
まぁ、びっくりした、すげぇ、本当にすげぇ
なんというのか、口うるさい爺さんだったのかと
これを見るまで、そもそも幾つくらいの人なのかも
ちゃんと認識してなかったんだなと
自分の無知を恥じたわけでありましたところ
そして、世間で天才と呼ばれる所以を
なんとなし見たようにも思ったのでありました
落語というと、NHKでやってるなぁくらいの印象しか
てんで持ってなかったのであります
恥ずかしい話、ひとつもまともに聞いたことがないというか
寿限夢の筋とか、まんじゅうこわいくらいは
なんとか聞いたことあったんだけども
実際、そういう、話の筋なんつーのは
知っていないとダメというか、知っているといないで
落語の楽しみ方がまるで変わるのはよくよくわかったんだが
知らなくても、十分に面白いものだと
この番組で教えて貰ったのでありました
何せ、喋るのがうまい、うますぎる
ああいう口調とか、しゃべり方とか、リズムとかは
すげぇ好きだなぁとほれぼれとしたのですが
難しい言葉だけでない、下町話になってるから
適当な具合で、適当な人物像が、適当に喋りまくる
全部、景色が見えるくらい凄いんだ
あれは演技でもないし、いわゆる技なんでしょう
見ていて、ついつい吸い込まれて、体をひょいひょい
左右に振ってるだけのはずなのに
違う人物二人が喋ってるように見える
あれぁ凄い、なんつーことか
「やかん」という演目をやっておりまして
それが、現代版にアレンジされておりますという
NHKの解説で、別の名人の話を見て
これもうめぇなぁとほれぼれしてたんだが
それを、焼き直したというか、談志調になったそれは
ハンパねぇ、なんて面白いんだ、そして分かり易いんだ
名人の芸も凄いんだこれが
そして、同じくらいというか
ああ、これが談志か
なんて通ぶらせてくれるくらい、立川談志の噺も面白いのでありました
呆気にとられてというか
「やかん」のサゲのあたり、そこに至るまでの
聞き手を盛り上げていく、あのしゃべり方、言葉選び
抜群のリズム感で、オチがずばっとやってくる
なんというエンタテイメントと
気付いたら大笑いしておったのでありました
そして、落語ってのはそういった
笑い噺ばっかりかと思ってたのでありますが
噂に聞いていた、人情噺についても
年末といえばこれ「芝浜」ってなもんで
こいつは、流石においらも知ってるよと
喜んで聞いていたんだが、これもまぁ
うめぇのなんの
魚屋のオヤジとその女房のやりとりをするわけなんだが
どう見ても談志なんだけども、女房の役のとき
もう、魚屋の女房にしか見えない、まるでそうだ
泣く演技というか、芝居だな、それが
抜群にうまくて、もう、サゲの名台詞なんざ
聞いた瞬間に涙腺が崩壊、いや、入る前に
いい噺だなぁ、くるぞくるぞと待った上にどかん、
そんな具合でありまして、まぁ、堪能に堪能を味わったとか
もう何書いてるかわかんないような具合だったのでありました
落語面白ぇなぁ、まいったなぁ
そんな2009年です
正月の特別番組の中で、深夜だったのですが
立川談志を10時間おっかけまわしたという
全くNHKらしい番組をやっておりまして
そこで、落語に触れたというか
立川談志という人に触れたように思ったので
メモっておくのであります
番組は、立川談志という人がどういうのかというのを
入門編よろしく教えてくれる内容でありまして
正直、口うるさいおっさんというイメージしかなかったんだが
まぁ、びっくりした、すげぇ、本当にすげぇ
なんというのか、口うるさい爺さんだったのかと
これを見るまで、そもそも幾つくらいの人なのかも
ちゃんと認識してなかったんだなと
自分の無知を恥じたわけでありましたところ
そして、世間で天才と呼ばれる所以を
なんとなし見たようにも思ったのでありました
落語というと、NHKでやってるなぁくらいの印象しか
てんで持ってなかったのであります
恥ずかしい話、ひとつもまともに聞いたことがないというか
寿限夢の筋とか、まんじゅうこわいくらいは
なんとか聞いたことあったんだけども
実際、そういう、話の筋なんつーのは
知っていないとダメというか、知っているといないで
落語の楽しみ方がまるで変わるのはよくよくわかったんだが
知らなくても、十分に面白いものだと
この番組で教えて貰ったのでありました
何せ、喋るのがうまい、うますぎる
ああいう口調とか、しゃべり方とか、リズムとかは
すげぇ好きだなぁとほれぼれとしたのですが
難しい言葉だけでない、下町話になってるから
適当な具合で、適当な人物像が、適当に喋りまくる
全部、景色が見えるくらい凄いんだ
あれは演技でもないし、いわゆる技なんでしょう
見ていて、ついつい吸い込まれて、体をひょいひょい
左右に振ってるだけのはずなのに
違う人物二人が喋ってるように見える
あれぁ凄い、なんつーことか
「やかん」という演目をやっておりまして
それが、現代版にアレンジされておりますという
NHKの解説で、別の名人の話を見て
これもうめぇなぁとほれぼれしてたんだが
それを、焼き直したというか、談志調になったそれは
ハンパねぇ、なんて面白いんだ、そして分かり易いんだ
名人の芸も凄いんだこれが
そして、同じくらいというか
ああ、これが談志か
なんて通ぶらせてくれるくらい、立川談志の噺も面白いのでありました
呆気にとられてというか
「やかん」のサゲのあたり、そこに至るまでの
聞き手を盛り上げていく、あのしゃべり方、言葉選び
抜群のリズム感で、オチがずばっとやってくる
なんというエンタテイメントと
気付いたら大笑いしておったのでありました
そして、落語ってのはそういった
笑い噺ばっかりかと思ってたのでありますが
噂に聞いていた、人情噺についても
年末といえばこれ「芝浜」ってなもんで
こいつは、流石においらも知ってるよと
喜んで聞いていたんだが、これもまぁ
うめぇのなんの
魚屋のオヤジとその女房のやりとりをするわけなんだが
どう見ても談志なんだけども、女房の役のとき
もう、魚屋の女房にしか見えない、まるでそうだ
泣く演技というか、芝居だな、それが
抜群にうまくて、もう、サゲの名台詞なんざ
聞いた瞬間に涙腺が崩壊、いや、入る前に
いい噺だなぁ、くるぞくるぞと待った上にどかん、
そんな具合でありまして、まぁ、堪能に堪能を味わったとか
もう何書いてるかわかんないような具合だったのでありました
落語面白ぇなぁ、まいったなぁ
そんな2009年です