夜は短し歩けよ乙女 作:森見登美彦
ほんわかファンタジー小説でありました
自分にしては珍しいジャンルの本ですが、
どうにも話題作らしいのでとりあえず読む
そういう感じでありました
こっ恥ずかしかった
そんなわけで、そうか、長い長い恋愛小説であったかと
読み終わってから、なんというか、なんとも
どうしようもない気分になってしまったのでありますが
こういう、ほんわか恋愛ものというのは
読後感も爽やかだし、何か鼻につくことがあるわけでもなし、
自分の消化できない感情をのぞけば
とてもいいものだと思ったのであります
つまるところ、独り身には厳しい
ファンタジー小説でありますが、
現代劇にきわめて近く、ただの大学生の話であるんだが
出てくる人の設定や、なんやかが、浮き世から離れているというか
時折、どこの世界の話なんだと思わせられる
おとぎ話的な展開が数多くあってステキでありました
四作からなる小説でありまして
二人の男女が、お互いが、お互い語りしてすすみ
二人がつながるようで、そうでもないといったことで
ずらずらと進んでいき
しかも、女のほうがもう一つ、そう思っていないという感じ
そうだ、これがなんか、うやむやする感じなんでありましょう
なんというか、むずかゆくてたまらんのでありました
とはいえ、最期の最後の部分が
なかなかステキというか、しっとりとただの現代劇に終わっているところが
すごく爽やかで、見事だなと感心したのでありました
それまでの頓狂なことは、すべて、それこそ
そこに至る寸前まで見ていた夢だったんじゃねぇかしらと
思ったりなんだったりするほど、ふつうに、とても自然に終わるので
なんというか見事だと感心した次第
話題になるだけあるなと思ったのでありました
癖になる文体で伝染ってしまいそうなのが
少々怖いところですが、なかなか、ステキでありました
ほんわかファンタジー小説でありました
自分にしては珍しいジャンルの本ですが、
どうにも話題作らしいのでとりあえず読む
そういう感じでありました
こっ恥ずかしかった
そんなわけで、そうか、長い長い恋愛小説であったかと
読み終わってから、なんというか、なんとも
どうしようもない気分になってしまったのでありますが
こういう、ほんわか恋愛ものというのは
読後感も爽やかだし、何か鼻につくことがあるわけでもなし、
自分の消化できない感情をのぞけば
とてもいいものだと思ったのであります
つまるところ、独り身には厳しい
ファンタジー小説でありますが、
現代劇にきわめて近く、ただの大学生の話であるんだが
出てくる人の設定や、なんやかが、浮き世から離れているというか
時折、どこの世界の話なんだと思わせられる
おとぎ話的な展開が数多くあってステキでありました
四作からなる小説でありまして
二人の男女が、お互いが、お互い語りしてすすみ
二人がつながるようで、そうでもないといったことで
ずらずらと進んでいき
しかも、女のほうがもう一つ、そう思っていないという感じ
そうだ、これがなんか、うやむやする感じなんでありましょう
なんというか、むずかゆくてたまらんのでありました
とはいえ、最期の最後の部分が
なかなかステキというか、しっとりとただの現代劇に終わっているところが
すごく爽やかで、見事だなと感心したのでありました
それまでの頓狂なことは、すべて、それこそ
そこに至る寸前まで見ていた夢だったんじゃねぇかしらと
思ったりなんだったりするほど、ふつうに、とても自然に終わるので
なんというか見事だと感心した次第
話題になるだけあるなと思ったのでありました
癖になる文体で伝染ってしまいそうなのが
少々怖いところですが、なかなか、ステキでありました