CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

第37回大須大道町人祭

2014-10-22 20:56:31 | 陶磁器を探す旅と名物
先日実家に帰りがてら、ぶらっと見てきました
名古屋は大須で大道芸人があれこれ見せる
そんなお祭りがあったなぁと、
若かりし頃、具体的には高校生の頃、もう20年前か…、
その頃に一度見に行った覚えがありまして、
まあ、その頃は大須の辻辻で、大道芸が見られると
そんな感じだったのでありますけども、
20年ぶりにいったら、ずいぶん進化していて驚いた
そんなお話であります

タイムスケジュールまで用意されておりまして、
そして知った人は相当にのぼるようすで、
立ち見というか、すわり待ちをする人々でごったがえして
とんでもない賑わいでありました
凄いな、こんなだったっけかな

そんなわけで、飛びぬけて凄いというか、
おそらくは目玉であったろう演目をいくつか見てきたので
つらっと、感想を並べておく次第であります

金粉ショー 大駱駝艦

全身金粉を塗った、男女が日本舞踏というか、暗黒舞踏のあれみたいに、
うずらうずらと、音楽に合わせてのたうちまわる、
そういう印象でありました、
これはもう凄すぎる、ちょっと、気圧されたというか、
あまりの迫力というか、そのすさまじさにおののいたのでありました
全身金色というか、金粉で彩られた人たちが、
なんだろうかな、夕闇くらいの時間で見たんでありますが、
おどろおどろしくといっていいのかどうか、
高い芸術性も感じるような具合なんだが、
ぱっと見ると、ひたすら恐ろしい、そう思うような躍動感で
さまざまに踊るのでありました、のた打ち回ると書いたけど
正式には踊っているのであります
さらに、火を使ってのパフォーマンスまであって圧巻
こんな凄いものをおひねりで見せてもらっていいんだろうかと
恐ろしいほどでありました
見所は、満面の笑顔でひらひら舞うところでありました
本当に怖い、超怖い、でも見たい、そういうのであります

中国雑技芸術団

これもまた見事でありました
二人の女性、というか、女性と女の子
その二人が見事な雑技団的な余興を見せてくれる
そういうものでありました
一番の見所は、椅子を組み立てて、大須観音の屋根よりも高いところまで上り
そこで逆立ちするというとんでもないものであります
生で見るとというか、もう、途中でもういいから、そこらで十分だからと、
声をかけたくなるというか、目をそむけたくなるほどの高さまで
するりするり、緊張を保ったまま上っていくのが
まぁ心臓に悪い、凄いんだけども、何度もやらせたくない
いつか大変なことが起きそうだと、ひやひやしたものでありました
また、大須観音の前でやってたんだが、時間によっては
凄い風が吹いたりするので、本当、頭が下がるのでありました
凄いものみた

東海プロレス

そして、プロレスであります
もはや大道芸とは関係ない、けど面白かった
スケジュールの関係で、メインイベントしか見られなかったのですが、
次回見る機会があれば、ういろないろのコンビを見たい
そんなわけでありますが、メインのタイガーマスクも見事であります
ちゃんとプロレスしているというか、この会場ならではというか、
濃い、ものすごくプロレスを見たいという人たちではない
そんな観衆のなかで、どっかのんびりしているプロレスが見られる
これはなかなか、ほかでは味わえない醍醐味でありました
空中戦といいますか、ドロップキックが出るだけで
会場が、やんやの喝采(まさにこんな感じ)で、
非常にあったかい印象で楽しかったのでありました
タイガーマスクのムーブが、ちゃんと本家をなぞられていたので
なんというか、見ていてにやにやさせられたわけですが、
ちゃんと決めるところは決める、最後にトップロープからのムーンサルトが出たときは
会場が、わっと、割れるような歓声に包まれて
非常に楽しかったのでありました

なんとも、楽しいことをやってるじゃないかと
おいらん道中やら、骨董市やら、ファイヤーダンスやら見ながらも
えらい楽しんできたのでありましたとさ
いいお祭りだと思うのであります