CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】無印良品は仕組みが9割

2014-10-20 20:56:59 | 読書感想文とか読み物レビウー
無印良品は仕組みが9割  著:松井忠三

今でこそ、いけいけどんどんの
無印良品の栄光と挫折を書いた本でありました
なかなか面白かった、
ほとんどが、当たり前のことのようでありますが、
こういうのが、素直に面白いと思えるようになった
自分を褒めてやりたい(なんだかなぁ)

そんなわけで、経営者でもないけども、
そのいわんとするところに
憧れめいた、感動を覚えたりしながら読んだわけですが、
日経だったかでも有名になっておりました、
MUJIGRAMについてやら、その取組について、
あれこれと書かれていて、大変興味深い内容でありました
個人的に、こうやって仕組みを作る、
そして仕組みが生きてくるという話は、
どんなものであれ、楽しく感じてしまうわけであります
失敗から学ぶ系がすきで仕方ないのだ

内容は、どん底にあった、無印良品を
V字回復させた経緯というか、
その時に何をしたか、どう考えたかといったことを
解りやすく、若干自慢も交えつつと
あれこれ書かれていたわけでして、
なかなかためになったように感じるのであります

あまり気にしていなかったのでありますが、
確かに、私が高校生くらいのときに
ばばっと、無印良品が脚光を浴びたけども
その後、しばらくぱっとしなくなってたな、
今となったら、また違う地位を築いているようだと
そんなことを思ったりしたわけですが、
そのコンセプトとかはステキだなと
改めて思い知った次第

ただ、無印良品の、無印たらしめているというか、
そのこだわり部分とかの説明はまったくなくて、
本当に、企業本ではなく、経営本という体裁で、
中身、仕組みについて詳しく書いているという
組織作りをはじめとした、経営者目線本でありまして、
実務としても、利用できないことはないが、
なんとも、居心地がと思わなくもない
さりとて、それが原動力となっている
現状を知らされた、そういう感想であります