家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった 著:岸田奈美
いい本を読んだ
面白おかしいコラムというか、エッセーというか、
そんな随筆めいた内容なんだけども、
著者本人の生き様と歴史、そこから生み出されているのであろう言葉、
それぞれが勢いよく、笑いをともなってやってくる
そんな按配で楽しんだのであります
お父さんを病気で亡くし、
お母さんは障害で歩けなくなり、
弟はダウン症である
そんな一家を自分がなんとかしようと思ったり、
いやいや、家族に助けられているのかと悟ったり、
そんなことをゆるゆる感じたという
ほのぼのと、快晴といった調子で書いているのが凄いよい
なかなか過酷な状況に見えるけども、
そこを生きてきたという姿、その強さみたいなのが
示威じゃなく、朗らかに伝わってくるのがよいのでありました
基本的には優しさというものでできているんだろうと、
言葉を追うだけならば、どれも楽しいといえるそれこれなんだが、
笑い話として書いてある内容自体は、
どれもすげぇバイタリティ、アンド、行動力といった具合で
四の五のいって、うだうだしているのを吹っ飛ばしてくれるような
そんな強いものを感じる文章でありました
気負いがないのに、力強いというのはいいなぁ
と、べた褒めしてしまったんだが
ホットコーヒーを夏の甲子園で売ってた話と、
ブラジャーを新調した話が
すげぇ面白かったと、結局笑い話を一番楽しんだと書いておく
いい本を読んだ
面白おかしいコラムというか、エッセーというか、
そんな随筆めいた内容なんだけども、
著者本人の生き様と歴史、そこから生み出されているのであろう言葉、
それぞれが勢いよく、笑いをともなってやってくる
そんな按配で楽しんだのであります
お父さんを病気で亡くし、
お母さんは障害で歩けなくなり、
弟はダウン症である
そんな一家を自分がなんとかしようと思ったり、
いやいや、家族に助けられているのかと悟ったり、
そんなことをゆるゆる感じたという
ほのぼのと、快晴といった調子で書いているのが凄いよい
なかなか過酷な状況に見えるけども、
そこを生きてきたという姿、その強さみたいなのが
示威じゃなく、朗らかに伝わってくるのがよいのでありました
基本的には優しさというものでできているんだろうと、
言葉を追うだけならば、どれも楽しいといえるそれこれなんだが、
笑い話として書いてある内容自体は、
どれもすげぇバイタリティ、アンド、行動力といった具合で
四の五のいって、うだうだしているのを吹っ飛ばしてくれるような
そんな強いものを感じる文章でありました
気負いがないのに、力強いというのはいいなぁ
と、べた褒めしてしまったんだが
ホットコーヒーを夏の甲子園で売ってた話と、
ブラジャーを新調した話が
すげぇ面白かったと、結局笑い話を一番楽しんだと書いておく