CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【アニメ】キングダム 第4シリーズ

2022-11-01 21:00:14 | ドラマ映画テレビ感想
とうとう第4シリーズまで放映されて、さらには、次も約束されているらしく
NHK最後まで付き合うつもりなんだなと
改めて驚かされたのでありました
個人的には、呂不韋が片付いたあたりで、とりあえずの解決を見ているから
ここで終わってら綺麗なんじゃないか
原作いつ終わるかわからんしなどと思ったりしたのであった

さておいて、すっかりというか、最初はCGを使った新しいアニメという触れ込みでスタートだったと思ったんだが
気づいたら普通のアニメになって、なんだかんだ、歴史大作の地位を極めつつあって
凄い絵が綺麗になったし、大変なものだなと感心しながら見たのでありました
原作的には合従軍が最高に面白かった後を受けて、
いよいよ呂不韋との内政問題に片が付くという歴史的に面白い部分だったので
楽しみにして見ていたのでありますが、アニメでより綺麗にというか
理解が早くなるような絵作りとストーリーで、
改めてなるほどなーと感心して見終えたのでありました
個人的には、もうちょっとロウアイの悲哀が見えた方がよかったなと
原作でやたらめっぽう感動した覚えがあるので
そこに違いを感じたんだが、それはその物語に触れたときの
精神状態によるだけのことかもしれない

弟の話の転がり方が、そういう感じだったっけかと
正直このあたりちゃんと覚えていなかったので
改心して、それなりの地位を築くことができる背景を持ちながら
策謀に死んだという哀れが見事に描かれていて
いかにも、中華の王の末路といった感じでよかった
漫画の方はどうしても、信がウラぁとか言ってるところばっかりになってしまうけど、
このあたりの細やかなというか、むしろ周辺だから要点をかいつまんだ
エピソードの消化というのが面白いんだなと
ストーリーの流れと、そこで描かれたものにはすごい満足したのでありました
そうか、こんな面白い掌編だったか

そのあとの、後宮勢力が唐突に出てくるあたりは、
やっぱり唐突だったという感じながら
ロウアイの純愛がどうしたよりも、太后の悲しみというのがよりはっきりと描かれていて
そこがセイに子供ができたところによる環境の変化と
微妙にリンクしているというか、やや感情の機微が察せられるようになってて
原作そんな感じだったっけと、太后の心情描写というか
その周辺描写の細やかさがよかったと感じたのでありました

大きく二つのエピソードと絡めて、呂不韋との政治談議という
きわめて面白い読み物としてのキングダム世界がアニメでちゃんと作られていて
正直感心して見終えたというか、漫画だとセイの言いざまが
現代の思想とは相いれないそれだなと思ってしまったのに
アニメだと、なんかすんなり聞き入れられたというか
これが動画の力というものかと感心してしまったのでありました

続きが1月ときいて早いなと思ったら、再来年の1月だそうで
遅いなというか、その頃には原作、ちょっとは進んでるだろうかと心配しつつ
とりあえず放映されたら見るんだろうと思うのでありました
放映が終盤で二回くらいとんだのはちょっともったいなかったと思うところ