CLASS3103 三十三組

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【映画】湯道

2023-03-22 21:10:26 | ドラマ映画テレビ感想
普段だったら、見に行かないタイプの映画だったんだが、
自慢話でもないけど、エキストラで参加していたので
自分が銀幕デビューできているか確認も含めてみてきたのでありました
見てみたら、いい塩梅で面白かったというか、
結局何か?というと、なんでもない映画なんだが、
ほのぼの見られて、そして、お風呂入りたいと思わされたので
多分大成功だと思われる映画でありました

湯道という、茶道とか華道とかに並ぶものとして、
お風呂に入ることに道を見出したものが存在するという
変わったお話なわけなんだが、
湯道のお話かというと、そういうわけでも、あるような、ないような…
もう一本の話の筋として、銭湯を継いだ弟のところに、
東京でうまくいってない建築家の兄が、地上げのようにやってくるという話もあるんだが、
そっちが本道のような話で、銭湯をどうするかということになっていくんだけども、
それも結局どうなんだ、なんも解決してなくないかという話だし…

と、まぁ、なんだかんだしながら、結局「お風呂入るのいいよね」と、
そういうお話を終始していただけのようにも思えるわけで、
この企画よく通ったな、そして、なんとなく映画になってるの不思議だなと
自分の気持ちをうまく表現できないけども、とりあえず、面白かったからいいやという感じが
なんともよかった映画でありました
ともかく出演陣が豪華で、芝居がコメディ寄りでも破綻してないというか、
偏ったシリアスさはなく、さりとて、バカ騒ぎのような笑いにもふらないという
ゆらゆらした感じがほどよいと思えたのであります
俺は好きだけど、他の人はどうなんだろうか
テレビドラマでも成立しそうな感じだけど、テレビでやってたら絶対見ないから
やっぱり映画がよかったんだよなと思うのでありました

派手なやりとりも、物語の起伏もさして存在せず、
珍妙な湯道のやりとりが、小日向さんと窪田くんの演技でのみ成立しているのが面白かったり、
凄いキャラかと思わせぶりにでてきて、そのまま思わせぶりでいなくなる吉田鋼太郎が面白かったり、
クリスハートと天童よしみが親子で、一番風呂で歌いだすデュエット聞けたりと、
ポイントで面白いジャブが連打されるような感じで、
主役三人のやりとりも自然で嫌味ないのも含めて、
実にお風呂っぽいものだったのかもしれないと思ったりしたのでありました

自分も、なんだかんだ風呂好きなので
描かれていたほんわかとした風呂に関わるやりとり、
そして、そこに無理やり道としていることを否定もせず、
物語として下町人情話へと安易に落ち着かせたりもしない
説教臭さがまったくないところがよかったんじゃないかと
なんとも、しまらない感想だけども、とりあえずよかったなと書いておくのでありました

余談ながら、自分が写っているかについては、
自分じゃないと判別できない範囲で映っていたのだけ確認できたので
まぁ、よしとするのであった


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