CLASS3103 三十三組

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麒麟がくる  義輝、夏の終わりに

2020-09-13 20:53:30 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」
視聴完了しました
タイトルからして、青春ドラマかといった感じだけども、
思いと現実があまりにも剥離した将軍という印象が
とてつもなく強く伝わってきた
物悲しい回でありました、結構好きな将軍だけど
実際、あれくらいのもんだったのかもだなぁ
リアルなのかもしれんと思うところ

相変わらずのお使い光秀でありましたが、
空振りばっかりで、その姿から、将軍の立場というか
いかにも、今望まれていない男であるかが伝わってきて
凄い切ない話でありました
やる気はあるし、何かしら大望があったようにも思えたけども
まさに、夢で終わっていこうとしているんだなと
情けない姿が見事でありました
次週の将軍の器というタイトルがまた、それを物語るようでもあるな

松永が糸引いて将軍殺しをやるんだと思ってたけども
今回はその線ではなく、言葉の通り、もう何もできることがない
敵が多すぎるという状況のようで、
来週、物凄い殺陣が見られると期待したかったんだけど
ひょっとすると、あんまり激しくならないんだろうかと
心配になってきたのであります
コロナの影響がどの程度なのかわからんが、
そういうのいいから、なんとか、ドラマとしてというか
このアクション大河の傑作シーンをぜひ撮ってくれ、届けてくれと
願うばかりでありました

さらっと、秀吉の顔見世も終わらせておきつつ、
お駒ちゃん界隈も、必要なのかわからんやりとりをいくつか見せつつ
相変わらずうらぶれたままの光秀だけど、情勢は刻一刻と変わってきている
そんな按配で、もう、新しい将軍というトレンドに
あれこれさらわれていくのかというのが
またリアルなんだな、終わってしまった男というのに
権力は容赦がないなと、なんとも切ない物語でありました


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