先日より Park Tool TM-1 パークツールのスポーク テンションメーターの
商品紹介と使用方法を記事にしてみました しかしこの様な測定器と言う物は
その測定値が信頼出来る事がとても重要です 今回は大きな問題を提案します
Park Tool TM-1 スポークテンションメーター 他社の物と比べ
低い価格設定が魅力で 使われている方も多いかと思います
前回この商品の使用方法を紹介しました その時にわざわざ記載した
『スポークテンションメーターをメーカー出荷時の箱から出し
納品された状態のまま使います』
デモンストレーションでは この写真の様に納品された商品を
そのまま使ったと言う事です
その時のスポークテンションメーターのポインタが示した数値は
21.5 張力換算表に照らし合わせると テンションは 111 kgf です
私がこのテンションメーターが手元に届き 箱から出して
構造を見たりグリップを握った時に感じた事は 信頼出来るの?
使い方に依っては きっと数値が変るだろうな でした
この測定器のグリップを握ると 駆動部がギシギシと動きます
測定器が ギシギシなんてどうなっているんだ? この様な物は
滑らかに動くのが普通でしょう
この測定器の駆動部は 2箇所です ポインタ部
もう一つは測定子の裏側 スプリングの設置部
メーカー出荷時の状態 箱から出した状態では
その駆動部のオイルが枯れた状態で それが動かした時に
ギシギシと動く原因です
測定器が滑らかに動く様 オイルを一滴差しましょう
このポインタ部は特にこの白い樹脂部品が本体をこすり
本体に白い削りカスが付く位 抵抗の大きなものでした
スプレーオイルで奥までオイルを回しましょう
駆動部に少量のオイルを差すと 随分滑らかに動く様になりました
で オイルを差しても良かったの?
取り扱い説明書です ネジは触るな ネジを締め込み過ぎて
動きが固くなったら困りますからね
バネのアジャストボルトは触るな それは当然でしょう
この測定器は そのバネが要です
オイルを差しては具合が悪いとは何処にも書いてありません
むしろ自転車乗りなら 駆動部にはオイルを差す人が多いでしょう(笑)
さて滑らかに動く様になったテンションメーターで 先程と同じ
スポークのテンションを測ってみましょう
おいおい ポインタが差した数値は 19 弱 オイルを差す前は 21.5 だったよな
これを換算表で見ると スポークテンションは 85 kgf 先程が 111 kgf だったので
その差が 26 kgf これはもう話にならないですね
測定器と数値と単位 これが通用するのは どの測定器で測っても同じ数値を示す
これが大前提です オイル一滴で大きく数値が変る、これではね・・・
ホイールのスポークを何キロまで張った あのホイールのスポークテンションは何キロだった等
最近は多くの方達が語っています しかし測定器がこんな状態なら その数値は何の意味も持たない
ただの数字 人と語り合うに値しない 自分だけに通用する ただの目安になってしまいますよね
そして前回の日記に書いた かなりシビアなスポークテンション管理を要求されるリムや
完組ホイールにこれを使い 指定された張力で張っていますと言い切れるかな?
Park Tool の出荷時は当然正しい数値が出せる様に調整はされていたと思います ただ今となっては
それがオイルが枯れた状態での調整か 滑らかに動く時の調整か確認のしようも有りません
私にしたら珍しく 少し辛口になってしまいました まあこの様な状態が発生するなら それはそれで
仕方が無い事 では何をするか このテンションメーターが信頼出来る数値を導き出す様に 校正
すれば良いですよね 当然その方法も頭には浮かんでいます この後の事は又記事に致しましょう
どの様に決着するのかお楽しみに・・・
前回の日記 【 Park Tool スポークテンションメーターの 使い方 】
次の日記 【 パークツール スポークテンションメーターの 校正 】
商品紹介と使用方法を記事にしてみました しかしこの様な測定器と言う物は
その測定値が信頼出来る事がとても重要です 今回は大きな問題を提案します
Park Tool TM-1 スポークテンションメーター 他社の物と比べ
低い価格設定が魅力で 使われている方も多いかと思います
前回この商品の使用方法を紹介しました その時にわざわざ記載した
『スポークテンションメーターをメーカー出荷時の箱から出し
納品された状態のまま使います』
デモンストレーションでは この写真の様に納品された商品を
そのまま使ったと言う事です
その時のスポークテンションメーターのポインタが示した数値は
21.5 張力換算表に照らし合わせると テンションは 111 kgf です
私がこのテンションメーターが手元に届き 箱から出して
構造を見たりグリップを握った時に感じた事は 信頼出来るの?
使い方に依っては きっと数値が変るだろうな でした
この測定器のグリップを握ると 駆動部がギシギシと動きます
測定器が ギシギシなんてどうなっているんだ? この様な物は
滑らかに動くのが普通でしょう
この測定器の駆動部は 2箇所です ポインタ部
もう一つは測定子の裏側 スプリングの設置部
メーカー出荷時の状態 箱から出した状態では
その駆動部のオイルが枯れた状態で それが動かした時に
ギシギシと動く原因です
測定器が滑らかに動く様 オイルを一滴差しましょう
このポインタ部は特にこの白い樹脂部品が本体をこすり
本体に白い削りカスが付く位 抵抗の大きなものでした
スプレーオイルで奥までオイルを回しましょう
駆動部に少量のオイルを差すと 随分滑らかに動く様になりました
で オイルを差しても良かったの?
取り扱い説明書です ネジは触るな ネジを締め込み過ぎて
動きが固くなったら困りますからね
バネのアジャストボルトは触るな それは当然でしょう
この測定器は そのバネが要です
オイルを差しては具合が悪いとは何処にも書いてありません
むしろ自転車乗りなら 駆動部にはオイルを差す人が多いでしょう(笑)
さて滑らかに動く様になったテンションメーターで 先程と同じ
スポークのテンションを測ってみましょう
おいおい ポインタが差した数値は 19 弱 オイルを差す前は 21.5 だったよな
これを換算表で見ると スポークテンションは 85 kgf 先程が 111 kgf だったので
その差が 26 kgf これはもう話にならないですね
測定器と数値と単位 これが通用するのは どの測定器で測っても同じ数値を示す
これが大前提です オイル一滴で大きく数値が変る、これではね・・・
ホイールのスポークを何キロまで張った あのホイールのスポークテンションは何キロだった等
最近は多くの方達が語っています しかし測定器がこんな状態なら その数値は何の意味も持たない
ただの数字 人と語り合うに値しない 自分だけに通用する ただの目安になってしまいますよね
そして前回の日記に書いた かなりシビアなスポークテンション管理を要求されるリムや
完組ホイールにこれを使い 指定された張力で張っていますと言い切れるかな?
Park Tool の出荷時は当然正しい数値が出せる様に調整はされていたと思います ただ今となっては
それがオイルが枯れた状態での調整か 滑らかに動く時の調整か確認のしようも有りません
私にしたら珍しく 少し辛口になってしまいました まあこの様な状態が発生するなら それはそれで
仕方が無い事 では何をするか このテンションメーターが信頼出来る数値を導き出す様に 校正
すれば良いですよね 当然その方法も頭には浮かんでいます この後の事は又記事に致しましょう
どの様に決着するのかお楽しみに・・・
前回の日記 【 Park Tool スポークテンションメーターの 使い方 】
次の日記 【 パークツール スポークテンションメーターの 校正 】